レイズ戦に先発し、8回を2失点に抑えたダルビッシュ(ロイター)
【ロサンゼルス=萱津節】米大リーグ8日は日本人3投手が先発。レンジャーズのダルビッシュはレイズ戦で8回2安打2失点と好投したが、勝敗はつかなかった。
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ダルビッシュは、今季一番安定した状態にあるようだ。8月28日のレイズ戦からの3試合で計5失点に抑え、技術的な部分で「全球種で自信を持てている」という。今回も、立ち上がりから速球の制球が良く、ストライクが先行するテンポの良い投球。レイズの主砲ロンゴリアら中軸に対しても、速球主体の組み立てで無安打に抑えた。
プレーオフもにらみ、シーズンはこれからが正念場。夏場までは、投げてみなければ分からないという時期もあっただけに、「これから先、どうなるか分からない」と、慎重だ。だが、課題を問われて「状態を維持すること」と即答し、現在のコンディションに相当な自信があることをうかがわせた。(米フロリダ州セントピーターズバーグ、萱津節)
(2012年9月10日18時15分
読売新聞)
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