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白紙からの挑戦・ドキドキ感プラスに…原監督

2014-01-06 05:23:03 | 日記

2014年の展望について熱く語る巨人軍の原辰徳監督=関口寛人撮影
 プロ野球と読売巨人軍は2014年、創設80周年を迎える。
 記念すべき節目のシーズンに「Show
the
Spirit~雄志」とスローガンを定め、リーグ3連覇と日本一奪回を目指す原辰徳監督(55)は、読売新聞の新春インタビューで、目標達成への青写真と全く色あせることのない情熱を披露した。
 ◆期待・意欲・緊張感
 ――新たな1年が始まる今の心境は。
 「三つの強い気持ちがわき起こっている。『どういうチームが出来るのか』という期待、『もう一度、日本一連覇に挑めるチームになるぞ』という意欲、『80周年を控えた状況でのスタート』という緊張感だ」
 ――片岡、井端の加入で攻撃陣の厚みが増した。
 「二遊間は近年の課題だった。片岡は(スピードやパワーなど)何拍子もそろった選手で、コンディションさえ整えれば大変な戦力。井端も同様。坂本からレギュラーの座を奪う意気込みだと聞いている。チーム力を上げるために、彼らは大きな役割を果たすだろう」
 ――主力である坂本の立場も安泰ではないのか。
 「体の状態が悪かったのか、技術の問題か、昨年は苦しんだ。今年は(打線の)7、8番に据えるぐらいなら、スタメンで使わない。1番や3番を任せてきたのだから、下位の力しかないなら使いたくない」
 ――阿部はどうか。
 「シーズン終盤、攻守とも(勢いが)ピタッと止まったが、あれは明らかに(9月下旬にかかった)帯状疱疹(たいじょうほうしん)の影響だと思う。技術的な面や向上心を含め、何も心配していない」
 ◆中井勝負させる
 ――現時点での先発オーダーの構想は。
 「完全に白紙。ここまで白紙の状態であるのは、自分でも珍しいと思う。決められないというより、決めたくない。チーム内競争のピリピリ感、ファンを楽しませる『どんなチームになるんだ』とのドキドキ感は、必ずプラスに働く」
 ――例年、若手にチャンスを与えることでチームを活性化してきたが。
 「実力至上主義の中でも、それは変わらない。例えば、今でも(高橋)由伸が中心選手として戦っている。決して悪いことではないが、押しのける若手が出てこないと、正しい形ではない」
 ――あえて発奮を促すなら、誰の名前を挙げるか。
 「中井。思い切りの良さなど、うちで他の選手にはない特長を持っている。彼のスピードを生かすため、今年は外野にコンバートして勝負させるつもりだ」
 ――投手陣では昨年、菅野の奮闘が目を引いた。
 「(伯父とおいの関係で)褒めづらかったが、(菅野)智之がいなかったらと考えると、ゾッとする。大切なのは、きょう1月1日をどんな心理状態で迎えたか。あごを引いて、重心を下げた心境でいるならば、今年も期待できるだろう」
 ◆大竹は能力十分
 ――新戦力として大竹が加わり、懸案だった先発陣も安定しそうだが。
 「大竹はローテーション投手として十分、適応する能力を持っている。ただ、先発陣の顔ぶれも白紙。若手にも可能性はある」
 ――選択の基準は。
 「最も重視するのは、長いペナントレースを勝ち抜く上での布陣。しかし、5番手、6番手の人選に迷ったならば、(クライマックスシリーズや日本シリーズといった)短期決戦で勝てる投手を見極めるため、若手に機会を与える。それが宮国なのか、今村なのか、あるいは小山や笠原らなのか……。固定観念は捨て、自分の眼力を信じて正しく組み立てたい」
 ――マシソン、山口、西村とつなぐ鉄壁の救援陣も、同じ形とは限らないのか。
 「リリーフ陣についても適材適所の起用でいく。例として、あえて苦言を呈するが、クローザーの(西村)健太朗はペナントレースで素晴らしい働きをしながら、2年続けて短期決戦で力を発揮しきれなかった。彼が何を課題として、どう解決していくのか、確かめる必要はある。そこから(不動の地位を)勝ち取ってもらいたい。いずれにしても、ファームを含め、支配下選手全員で戦う」
 ――12年はゼロからのスタートと位置付け、13年は強烈に日本シリーズ連覇を意識させ、さて14年は。
 「一言で表現すれば『挑戦』に尽きる。立ち止まることなく、雄々しく、高い志を持って戦いに臨む。それができる集団だと、監督として自負している」(聞き手 川島健司・東京本社運動部長)
(2014年1月1日20時39分
読売新聞)


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