箱根駅伝の往路優勝校に贈る寄木トロフィーを制作した金指さん(神奈川県箱根町で)
箱根町役場では、駅伝出場校のユニホームも展示している
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来月2、3日の東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で、往路優勝校に贈られる寄木細工のトロフィーが完成し、神奈川県箱根町役場の1階に今月26日まで展示されている。
手掛けたのは、毎年トロフィー作りを町から請け負っている箱根寄木細工伝統工芸士の金指勝悦(かなざしかつひろ)さん(77)。
印象に残ったその年の明るい話題をモチーフにしており、今年は中学生棋士・藤井聡太四段のデビュー29連勝が日本中を盛り上げた将棋を選んだ。
トロフィーの高さは台座も含め38センチ。
将棋盤に使われる榧(かや)の木を使ったほか、1~5区のランナー5人を将棋の駒に見立て、往路ゴールの芦ノ湖へ向かって上っていく様子を表現したという。
10月から制作に取りかかったところ、羽生善治竜王が今月、史上初の「永世七冠」を達成し、国民栄誉賞の授与も検討されるなど吉報が重なった。
金指さんは「青山学院大が3連覇中だが、他大学の奮起による混戦を期待して台座を『乱れ寄木』にした」と話した。
◇
町役場ロビーには、出場校20チームのユニホームも展示されている。
職員で作る陸上部の増田大介さん(41)らが中心になり、チームからユニホームの寄贈を受けて毎年展示している。
今回は東海大が記念ユニホームとして新しくなったほか、町民からも箱根駅伝の歴代ポスター17枚の寄付を受けて展示している。
来月9日まで。
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2017年12月19日
10時20分
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