どうしてプロットを長々と書くのかというと、たいてい自分のストーリーを納得したいからなのである。細部をつめていくと納得できると思い込んで細かく書いているうちにわけがわからなくなっていく。しかし、プロットはざっくりと物語全体を鷲づかみにするために書くのである。A4一枚を目指そう。
潘濬は蔣琬と盛んに文書の往来をしている、それは蜀に内通しているからだと告発されたけど、たぶん蔣琬と潘濬が非公式の接触を重ねていた事自体は事実であり、だからこそ衞旋もその告発を信じてしまったのかもしれない。
自身が漢中へ出陣した翌年に潘濬が死去したのは、蔣琬にとって痛手だったかも。ついでに呂壱事件と大飢饉、群盗蜂起で孫権も身動きできなくなるし。蔣琬がなかなか動けなかったのは、朝廷の反対や自身の多病だけじゃなく、そうした呉側の状況悪化も背景にあったのかも。
243年に費禕の蔣琬降ろしによって、呉蜀両国とも同盟破綻も想定せざるを得ないレベルまで関係が悪化していたとなると、そこで動揺する臣下を宥めて「孫家の命運を賭けても、蜀が呉を裏切る事を無いと保証しよう」とまで断言して対立を回避した孫権の外交センスは健在だな。なお内政は。
Twitterみたいなツールはフォロー先を自分にとって面白い人に限定できるので副産物としてリアルの人間のする話がどんどんつまらなく思えるようになりその結果Twitter中毒が加速するという効果があるのではないか?その点FBはどこを切り出しても大抵大変つまらないので本当に安心できる