南米のウルグアイ東方共和国 モンテビデオ市の住民より

モンテヴィデオ住民 メディア リサーチャー・コ-ディネ-ションしながらつぶやいてます・・・

カテドラル教会の彫刻

2010-12-07 | 文化
教会の中に入るとヒンヤリ涼しく心地のいい、初夏のモンテヴィデオ


写真中央の御方は、ウルグアイ 初代大主教(カトリック教の最高位の役職)マリアノ ソレ-ル。
この彫刻には、不思議な美、脅威、悲しさと輝きに包まれている。大主教を守る4体の像がその象徴かと
拝むたびに感じている住民も多いのでは。
 


モンテビデオ市旧市街地カテドラル教会にある、このお墓の作者は、
ウルグアイを代表する彫刻家 ホセ ルイス サンマルティン デ ソリジャの1930年の作品。
街の中にある彼の作品、モニュメントとは全く異なり、不思議な存在感と敬意を印象つけられる。
 

ここのところ暑さの増すモンテヴィデオ、少々失礼して静寂な教会で、涼むゆとりも必要

貧困率

2010-12-01 | 社会 政治
国連機関のラテンアメリカ カリブ経済委員会が昨日発表した2009年度の「社会展望統計」

極貧 貧困者層に関して、ウルグアイは、ラテンアメリカ カリブ諸国地域において 最もその層の割合が低くく、12.7%。

ついでチリ、アルゼンチンが同位の15.1%. 3番目にコスタリカの25.8%.ブラジルは31.9%。
最も高い国はパラグアイの86.4%だが、ボリビアの統計がでていないことに注目すべき。




この数値だけみるとウルグアイが南米諸国では豊かに見える。が、所得格差が他国と比べると
少なく、近年の経済成長が中間層の数値をあげているとも見られる。
今、クリスマス前に公務員、特に勢力がある銀行組合の賃上げ要求のストライキの真っ只中。
特に公務員のストライキは、毎日行われるゴミ収集作業をストップさせる。住民登録課が
閉鎖されていても影響力は少ない、しかしゴミ収集がストップすると、家庭にゴミが増えて何がいま
おこっているのか実感する。ストに反対するものは、コンテナにドンドンゴミを捨てる。コンテナの
周りはあふれ出したゴミが散乱。環境を害する状況をワザと作る。しかし貧困者層は、そのゴミにたかり、
プラステッィク ダンボ-ル、ビン類を仕分けするチャンスが増える。リサイクルで生計をたてている。
彼らたちには好都合なストである。その貧困者層は、正式なリサイクルワ-カ-として市に登録できる。
彼らたちの権利と主張も認められている、これがウルグアイの貧困層の代表選手。