ロッシー小川ブログ  MY FAVORITE LIFE

女子プロレス、ルチャ・リブレ、レトロなどなど、プロレス人生を謳歌するロッシー小川の仕事や趣味について大公開!!

File34 バイソン木村

2009年05月10日 15時03分09秒 | 女子プロレス名画座
 ビジュアル系ヒールとして全女マットで異彩を放っていたのが、バイソン木村だった。アジャ・コングとのジャングル・ジャックは、反骨心を持った革命的なチームで、ブル中野の獄門党と対立。1990年8月の後楽園で行われたブル&グリズリーvsアジャ&バイソンのタッグは、私情がほとばしった遺恨マッチだったと記憶する。ブルは竹刀が折れるまで、アジャとバイソンの頭を叩き、竹刀がぐしゃぐしゃになったシーンはぞっとしたものだ。
 バイソンはけして器用なタイプでなく、試合中にテンションが上がると頭が真っ白になり、展開を無視して暴れまくった。現代で似たタイプを挙げるなら、木村響子が近いが…木村は一線を越えないが、バイソンは我を忘れるタイプ。そういえば、2年前のJdファイナル興行で、バイソンも会場に来場し打ち上げで木村と対面。「昔から憧れていました」と木村は恐縮していたっけ。
 一度、引退しJdでカムバック。エースとして迎えられたが、バイソンは主役でなくバイプレイヤーが性分。だから団体の期待に応えられなかったが、やっぱり90年~92年にかけアジャと好き勝手をやっているバイソンが一番、魅力的であった。

▲珍しい豹柄が似合う美獣だった。

▲タッグのイメージが強かったが、オルパも獲得していた。

▲Jdではムーンサルトがフィニッシュ!

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