サバイバル・シャウトin後楽園

　　サムライTVで放送中の「全女CLASSICS」はあの、後楽園の惨劇というべき”サバイバル・シャウトin後楽園”だ。メインは獄門党対決でブル中野＆グリズリー岩本vsアジャ・コング＆バイソン木村で改めて試合をチェックしたみた。ゴング前からブルがバイソンに対し、嫌悪感丸出しにしている。これは先日、ブルに聞いたところ「あれは私とアジャが睨み合っているのに、横から割って入ってきたからなのよ」という。つまりブルはアジャとの対立を際立たせているのに、場を読まないバイソンがちょかい出してきたというのだ。
　またブルのバイソンに対する攻撃が尋常ではなかった。おそらくアジャの存在感は認めていたが、バイソンには格下意識があったと思う。事実、バイソンは乱戦になると、頭が真っ白になって切れまくっていたから、セオリーはまったく無視。「バイソンはカーっとなると自分のことしか見えなくなっちゃうから。だから厳しく攻めたんだけど通じなかった。ファンが見たいのは私とアジャの対立なんだから…」そうバイソンにはKYなところがあって、とにかく攻め一辺倒だったのだ。もっとも、これがバイソンの魅力であり、バイソン以上に切れまくっていたのがグリズリーだった。
　これはビデオ撮りのため、実況は寺内1/2兵衛、解説は斉藤文彦が勤めたが…先日の「LUCHA FIESTA」で1/2兵衛氏と15年ぶり以上の対面。群馬県桐生市に在住しているみたいで、ミルフォンネットに絡んでいるようだ。まったく容姿が変わらないのには驚いた次第だ。