昭和40年代、試合会場で販売されているグッズはシリーズのパンフレットだけだった。それ以外で興行に関する物はポスター位のみ。そして、あの日本プロレスが崩壊して、早35年が経った。今回から数回に渡って日本プロレスのパンフレットを紹介しよう。
まずは1970年、今から38年前に開催された「インターナショナル・チャンピオンシリーズ」から。毎年、年末シリーズはNWAの世界王者クラスが来日し、馬場とイ . . . 本文を読む
顔を真っ黒に塗り、666という数字を書き込んだダミアン666は、意外に売れっ子のルチャドールだ。アメリカとメキシコの国境の都市、ティファナに定住し、そこからCMLLのメインコースで活動する。典型的なルードの試合ぶりだが、そこはベテランだけにしっかり存在感を醸し出す。
その昔、FMWにアミーゴ・ウルトラの名前でも来日経験があり、必殺のウルトラマーナは今でも色褪せない。この技は日本では、筋肉バ . . . 本文を読む
生傷男と言われたブルーザーは別名、世界一のぶっ壊し屋とも呼ばれた。丸太棒のような太い腕、分厚い胸、ビールをラッパ飲みするデモンストレーション。すべてがド迫力で、桁外れの存在感があった。試合は何をするわけでもなく、ただ殴りあったり、締め上げたりと実に原始的。必殺技はアトミック・ボムズアウェーというコーナー上段から落下する荒業だ。
AWA圏で何度も世界王座を獲得し、力道山没後に復活したインターナ . . . 本文を読む