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アーセナル vs リバプール 【プレミアリーグ07/08】

2008年04月05日 | リバプール (07/08)
■ BARCLYS PREMIER LEAGUE 2007/2008
   アーセナル(1-1)リバプール
    ・前半40分 クラウチ (リバプール)
    ・後半 9分 ベントナー(アーセナル)


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■ またまた、引き分けでも・・・

◆ リバプールBチーム
この試合、リバプールは完全にBチームで臨み来週のCL2ndlegに向けて主力を温存しました。これにより、今シーズン残り僅かのリバプールは、完全にチャンピオンズリーグ(以下、CL)を優先するということを証明したとメンバーだと思いました。

一方のアーセナルはまだプレミア優勝の可能性があるわけです。CL準々決勝2nd leg終了後のリーグ戦で首位マンチェスターUと直接対決を残しています。この結果次第ではまだまだ可能性はあると思うのです。精神的にもユナイテッドにプレッシャーを掛けられる。さらに、ユナイテッドは2位のチェルシーとの対戦を残している。そういう意味では、かなりこの試合にに対する両チームの重要性などは大きく違っています。

ところが、アーセナルもややBチーム気味・・・ファブレガスを休ませなかったのは驚きでしたが、まぁ、若いからってことかもしれませんし、アーセナルの心臓だと思うので必要だとベンゲルが判断したんでしょう。その他スタメンは図を参照下さい。(アーセナルのフォーメーションはよく分からんです。ウォルコットとフラミニが流動的)

ところで、リバプールのメンバーは図に謎の選手が一人入っています(笑)
見たことも聞いたこともない選手ですが、感想を一言で述べれば「全然使えん・・・」
まずポジショニングが悪い。ただ、デカイです・・・このプレッシィどうやらまだ20歳のようです。しかし、なぜベニテスは使ったのか?むしろ、そっちが謎だ(笑)
もうちょっと使うタイミング他にもあっただろうよ。

他のメンバーもクラウチ、フィナン、アルベロア、リーセ、ペナントとお久し振りのみなさんが頑張っています。まぁ、フィナン、アルベロア、リーセは普通に計算出来る選手ですし、ペナントは現在のシステムに変わりほとんど出場の機会がありませんでしたが、やっぱりウィング的な動きであったり彼のスピードとドリブルは武器になる。武器になると言えば、クラウチの高さ・・・後方からのボールを頭や胸できちんとトラップして味方に繋げれるのでかなり効果的でした。

◆ まさかの先制点
試合は、何故かリバプールのペースで進みます。但し、ペースというほどリバプールが優位な試合をしていたとか、アーセナルが良くなかったとかではなく、なんとなく牧歌的な試合の雰囲気(笑) はっきり言って、私自身もさほど気合が入った状態で見ていたわけでもなく・・・こっちも牧歌的。

しかし、リバプールの方がゴールへ“軽い感じで”迫っている。
前半17分頃にリーセが決定機を外します。すると徐々にアーセナルの方に試合のリズムが傾きだす・・・しかし、いつものアーセナルのスピード感や躍動感が感じられない。アーセナルのサッカーは結構スタミナを消耗しそうなので、この時期のこのプレッシャーの中で常にベストに近いクオリティをキープするのは難しいわけで。

リバプールは、リーグ前半戦に積極採用した「ローテーション・システム」がこういう時期に利いているのか、そうでもないのか?!この辺の真実はよく分かりませんけど、わりと動きは悪くない。

前半30分を過ぎるとアーセナルが2、3チャンスを得ます。

ところが、この日のリバプールBチームはどこか違う!
レイナが蹴ったゴールキックをクラウチ競り合い、こぼれ球をベナユンが繋ぐと、クラウチが足技?を見せてDFを交わしシュート!なんと、全く期待していなかった先制点をアウェイのエミレーツスタジアムでクラウチが決めちゃいました・・・^^;


◆ またしてもセットプレーで失点ところが、後半9分。
リバプールはこの試合でもセットプレーから失点してしまいました。
ペナントがトラオレのドリブルにファウルをしてFK。ファブレガスが蹴ったボールはリバプールのゴール方向に向かってくる軌道。ゴール前に人数が揃っていたリバプール。
しかしながら、少し離れた後方から突っ込んで来たベントナーを誰もマークしていない状態。気づいたクラウチが対応するものの間に合わず、失点・・・(チィーン)

またしてもセットプレーで失点をしてしまったリバプール。
せっかくのリードが台無しとなってしましまいた。

一応、5位エバートンとの勝ち点差もまだちょっと考えなければならない状況ですので、最低でも引き分けないと・・・そもそも、こういう試合でも勝てるチャンス(Bチームでの先制点を奪ったという状況を考慮すれば)を逃しているうちはプレミアで優勝は出来ないのかもしれません。

こんなテクニックまで出る始末
勝機の見えたアーセナルベンチはスタメン・クラスの選手を次々と投入してリバプールに襲い掛かりました。
<アーセナルの交代>
 後半12分 ホイト → アデバヨール
 後半27分 トラオレ → クリシー
 後半36分 フラミニ → フレブ

<リバプールの交代>
 後半21分 ペナント → ジェラード
 後半30分 ベナユン → ヴォロニン
 後半36分 クラウチ → トーレス

後半15分以降はアーセナルの猛攻を凌ぎつつ、時折カウンターからチャンスを作るもののもう1点が遠いリバプール。さらにアーセナルが再三の決定機を作りながら決まらず、ロスタイム3分経過して終了。リバプールにとっては、とりあえずでも十分な勝ち点1。アーセナルにとっては、勝ち点2を逃した状態。

ただ、1週間に同じチームと3試合やるって珍しいと思うのです。その影響か、立ち上がりは、選手達もいまいちピリっとしない雰囲気がありましたが、最後は、熱戦となりましたとさ。

とりあえず、来週のCL2nd legで勝利を目指して頑張ってもらいたいものです。
やっぱり、ジェラード、トーレスが入ったら得点出来そうな感じがしましたし、ヴォロニンも決定機が2~3あったものの決めれなかった(ブランク長いからね)のですが、まったく歯が立たない相手ではないので、1点取り、さらにもう1点取って勝利して欲しいものです。

最後まで読んで下さって、ありがとうございます。
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都合つけば、リバプールの最近のセットプレー時の失点について分析しようと思います。ただ、2nd legには間に合わないかもなぁ・・・

■ リバプール 07/08シーズン
 01.アストン・ビラ戦 [A]
 02.チェルシー戦 [H]
 03.サンダーランド戦 [A]
 04.ダービー・カウンティ戦 [H]
 05.ポーツマス戦 [A]
 06.バーミンガム戦 [H]
 07.ウィガン・アスレティック戦 [A]
 08.トッテナム戦 [H] 
 09.エバートン戦 [A] 
 10.アーセナル戦 [H] 
 11.ブラックバーン戦 [A]
 12.フルハム戦 [H]
 13.ニューカッスル戦 [A]
 14.ボルトン戦 [H]
 15.レディング戦 [A]
 16.マンチェスター・ユナイテッド戦 [H]
 17.ポーツマス戦 [H]
 18.ダービー・カウンティ戦 [A]
 19.マンチェスター・シティ戦 [A]
 20.ウィガン・アスレティック戦 [H]
 21.ミドルスブラ戦 [A]
 22.アストン・ヴィラ戦 [H]
 23.ウェストハム戦 [A]
 24.サンダーランド戦 [H]
 25.チェルシー戦 [A]
 26.ミドルスブラ戦 [H]
 27.ボルトン戦 [A]
 28.ウェストハム戦 [A]
 29.ニューカッスル戦 [H]
 30.レディング戦 [H]
 31.マンチェスター・ユナイテッド戦 [A]
 32.エバートン戦 [H]
 33.アーセナル戦 [A]
 34.ブラックバーン戦 [H]
 35.フルハム戦 [A]
 36.バーミンガム戦 [A]
 37.マンチェスター・シティ戦 [H]
 38.トッテナム戦 [A]


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4 コメント

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Unknown (シャンク)
2008-04-06 19:40:35
スタメン見た瞬間、「録画しようかな」と迷いました。
メラー、レト、ホブスと続く「出ては消える若手」の仲間にならないようにプレッシィにはがんばってもらいたいです。がんばってもシャビ・アロンソやマスケがいるうちは厳しいですね。
すっかりユーべの中盤に溶け込んだシソコといい、レッズのスウカウティング陣はなかなかいい目をしていますね、センターラインだけは。
中盤といえばベントレーが噂に上っていますが、ビッグ3と比べればレッズの右サイドはペンペン草が生えそうな位の空き地状態なので、是非!!
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Unknown (きよっぴ)
2008-04-07 12:38:51
先日のCLに引き続き、どうも決めきれない我がアーセナル。疲労の限界ですかね。
こういう時にアンリみたいな絶対的ストライカーが必要になるんだと痛感しています。
アデバはまだ遠いしファンペルシーもまだまだ復帰にはほど遠い…。
次回のCL戦。とてもとても不安だが、なぜかやってくれそうな予感も?。
とにかく双方、大怪我人が出なくてよかったです。CL戦にケチが付いちゃいますからね。
しかし…クラウチが決めるとやはりなぜか嬉しいのは、なぜなのだろうか(笑)。
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コメントのお返事 (コージ)
2008-04-07 17:39:42
シャンクさん

こんばんは。
いや~、おっしゃる通りペンペン草生えそうな勢いです(笑)右サイドに限らず両サイド。意外とバベルの使い方も再考した方がいいような気がするんですよね。若いんで、トーレスと2トップという形もいいだろうし。
来シーズン、再び2トップに戻す可能性もあるでしょうし・・・クラウチを引き止める為?そんな話題も出ていましたね。
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コメントのお返事 (コージ)
2008-04-07 17:43:47
きよっぴさん

こんばんは。
クラウチってわりと日本人(だけ?)に愛されているような気がしますね。まぁ、粕谷氏は昔から文句言っていますけど、愛情の裏返しかと(笑)
アーセナルは、やはり疲労が出てきた感もありますね。そんなに見ていないですけど、アタッキング・サードでもパスが多い気もします。意外とアデバヨールなんかズドンと行ったら決めれるタイプだと思うんですけどね。それこそドログバみたいになるポテンシャルはあると思うんですけど、チームのスタイルってのもあるわけだし。

とりあえず、2ndはアンフィールドで勝たせていただきます^^
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