あなたの仕事は楽ですか?
こう聞かれたら、めっちゃ楽!!っていう人は少ないんじゃないでしょうか。
私も20歳になったので、今年度から社会人になりましたが、友人と会話をしていると、
自然の流れで仕事の話になります。四年生大学に進んだ者以外は就職しているので当たり前です。
私の仕事の話をすると、「楽じゃないか!!」「俺のほうが毎日残業をして~」
と、お叱りを受けます。最初のほうは聞き流していましたが、はて?簡単なのかも・・・。
と思うようになってきたので、今回は仕事について書いてみます。
私が所属しているのは テレビマスター という部署です。なんとも厨っぽい名前ですが、
正式には 放送局主調整室 というらしいです。わかりにくいのでテレビマスターらしい。
テレビ局というと、画像のようにカメラを持って現場に駆けつけ、ハイエナの如く撮影しているのを想像されると思います。
しかし、ハイエナの如く撮影された映像を本社に持ち帰り、
撮影した映像を編集し終われば、その人たちは意気揚々と打ち上げに出かけていきます。
これだけじゃあ放送できません。そのあとに電波に乗せる人たちがいます。
(これは学校の機材であり、しょぼいです)
それがテレビマスター部署の仕事です。
見たこともある人も居ると思いますが、このような機械の前に座って、
番組がちゃんと放送されていることを監視します。なので24時間をシフト勤務でまわします。
基本的にはテレビを見ているだけ。
パソコンも設置されているので、夜勤時だと、
放送休止中などはインターネットしていても問題はありません。
あれ?これ超楽なんじゃね??
しかーし!これには落とし穴があった!!
上の業務は何もなかった場合のこと。
大地震、大事件、大事故、とにかく大がつくことが起こったら大変。
キー局(フジテレビ等)から特番が入れば、大幅にテレビ欄が書き換わりますし、
放送機械が壊れた場合、必死になって対応や修理をしないといけません。
また、ショートニュース(10分未満)の スイッチャー もやります。
スイッチャーっていうのは、映像を切り替えることです。ニュースでは、
アナウンサーに行って、VTRに行って、アナウンサーに戻る。これをやっているのはスイッチャー。
報道ステーションのような長い番組は専門の人が居ますが、
日常的な10分未満のニュースや、緊急時のニュースはテレビマスターでやります。
もちろん間違えれば、即放送事故。きついお叱りが待っています。
あまり細かく書きすぎると炎上してしまうので、ウィキペディアに載っているくらいに。
テレビマスターはこんな感じの部署なので、いつもの仕事内容はニートかと思うくらいに簡単。
だけど、緊急時に対応できるかが要求されるので精神的にくるところだと思います。
だから、あんまりお前より俺のほうが働いている!おらおら!
っていうのはやめてくださいネ!!みんなツライよ!