原題: SALT
監督 : フィリップ・ノイス
出演 : アンジェリーナ・ジョリー 、 リーヴ・シュレイバー 、 キウェテル・イジョフォー
試写会場 : 東京国際フォーラム
公式サイトはこちら。
<Story>
何者かの陰謀によって、ロシアのスパイ容疑をかけられたCIAエージェント、イヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)。
彼女は自分の容疑を晴らすため、ひとりでエージェントとしての技術を駆使し、CIAの追跡をかわしながら、陰謀の真相を突き止めようと奮闘する。
ソルトの孤独な戦いが始まる。(作品資料より)
[ 2010年7月31日公開 ]
![ソルト - goo 映画](http://cmm001.goo.ne.jp/img/badge/badge_24.gif)
ソルト - goo 映画
<感想>
ジャパン・プレミアに行って来ました。 プレミア、久々の自力当選。
いやー珍しい!
倍率高いしね。
と思いつつもシッカリ楽しんで来ちゃいました。 何たってアンジーだし☆
途中ソニービルの壁に大きく出てました!
まずはプレミア。
私たちはレッドカーペットには入らず試写のみですので、座席での鑑賞です。
カーペットに入れない人のために、様子を客席に生中継して見せてくれるので、涼しいしストレスなく楽ちん~。
かと思いきや。。。
この映像撮ったカメラマンさんが申し訳ないけどホント無理(!)で、やたらズームと引きを繰り返し、アンジーが見にくいことこの上なく。
ちゃんと客席に中継と書くならきちんと見えるように映してほしかったなーと。
おまけにライトも逆光からで、まともなお顔はこのくらいしか見れませんです。
しゃべりながら座ってたんでこの中継にあまり執着もなかったんですけど(笑)、せっかくの美しいアンジーはもっと見たかったですね。
そしてカーペットが終わって舞台挨拶です。
うつくしい~~。
美しいご様子は、こちら(写真すごい!)や、こちらなどでじっくりとどうぞ。
この映画に臨むに当たり、アンジーは実際に本物の女性スパイにも面談したという話で、
そんな企画が通るのかとそのことにびっくりしたりもしました。
この6月に、実際にアメリカで潜伏スパイ10名が逮捕されたニュースもありましたし、こういう話はまだまだ現実存在するんだろうなと思います。
次回作が控えてるんでしょうか? 「すぐ来ます」的なことを何回もおっしゃってましたね。
「今回は本当に短い滞在なんですが、次回はもっとゆっくり家族で日本に来たいですね」と、
強調していました。
それもそのはず、彼女この後韓国に向かったとか。。。
お子さん4人連れてすごいな。
背中がぱっくりと開いた黒のロングドレスはヴェルサーチ、靴はグッチというご紹介がありました(笑) このドレスがすごい。 もんのすごーいスリットで脚長強調! アンジーしかできませんね。 はい。
噂のタトゥーもしっかりとスクリーンで確認してしまいました。 ほんとなんだね。
そしてようやく映画です。 15分遅れで開始。
このすぐ前に『レポゼッション・メン』を鑑賞してきたせいか、リーヴ・シュレイバーがほとんど変わらないフィギュアで登場してて、自分の中では「リーヴ・シュレイバー祭り」になった感じ(笑)
役も似た感じだし。。。
まあ、そんなことよりもアンジーなんでしょうね。 この映画。
あまり深く考えずに彼女のアクションと綺麗めを楽しむというか。 アンジーじゃないとキマらない場面もいっぱいありました。
果たして彼女が二重スパイなのか否か?
そこはもう映画で確かめていただきたいのですが、とりあえず続編を作る気はたくさんおありのようです(笑)
あんな場末にあんな美人がやってきたら目立っちゃってしょうがないでしょうに! とツッコミたくなるシーンもいっぱいありましたが、
彼女のスパイぶりですよね。 見どころは。
接近戦など見ると、アクションはかなりトレーニング積んでるんでしょうね。。。 と思わせるものはありました。
それと、予告でもやっていましたが、変装してもアンジーだからキマるというのもまた楽しみなところ。
(最後のはびみょーでしたが。。。)
スパイという特殊な任務をアクションを絡め、また自分の出自や私生活との葛藤も交えているのはいいんですが、
できればアクションのみに偏らないで掘り下げてほしかったな。。。 と思わなくもないです。
せっかくのテーマなのにちょっともったいない感じ。
私は映画の仕掛けとか結末を予想したりするのがすごく苦手なんですが、そんな自分ですら最後の20分くらいになると、これはもうあれしかないぞというのがわかってしまいまして。。。
その浅さがね。 うーん。
「『007 カジノ・ロワイヤル』の時に、ボンドガールのオファーを断ったのは、ボンドがやりたかったから・・・」 という彼女の意気込みはすごくよくわかるし、実際に「女性版ボンド」にふさわしいアクションだったと思いますが、夫との関係が成り行き上あまり深く描写できないためにどうしても掘り下げができにくかったのかもしれません。
『チェンジリング』と比べてしまうと、どうしても彼女の映画もハードル高くなってしまうんですよね。 彼女の深い描写がもっと見たかったような気がします。
まあ、そんなこと考えずにデートムービーくらいでお気軽に鑑賞するのなら、十分なのですけど。
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今日の評価 : ★★★ 3/5点
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