六本木画廊ブログ

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12月1日に嶋中俊文個展が終了いたしました。

2012-12-04 13:14:44 | 日記
過去、白日会に出品された大作に加筆した「HANDS」シリーズをはじめ、

「スクリーム」「扉」など代表的なシリーズ作品、そして作家の<今>を伝える新作の数々をご覧いただきました。

今展では作品が活きる展示の手法とは何かを、とことんまで追求。可能な限り照明を絞り、BGMも流すこともなく、

静かに作品と向き合う環境作りに重きを置きました。

そのきっかけは昨年の個展期間中、
閉廊後に私自身が嶋中作品を楽しむため、調光を絞ったことを氏にお話したことでした。

結果、会話は自然とトーンを抑えたものとなり、静謐な時間の中で、

各人が作品世界を通して自分自身の内面と向き合う機会となりました。

おかげさまで来廊された多くのお客様からご好評をいただき、

今後も作品が活きる展示とは?を問い続けていきたいとの思いを強くした次第です。