Roppongi α Art Week 2013の会期中、不安定な天候のもと、多くの方々に足を運んで頂きました。
大変遅くなってしまいましたが、この場をお借りいたしましてお礼を申し上げます。誠にありがとうございました。
画廊にとっても大変刺激になった期間となりました。
コンセプトを大事にされた作家の意図を反映した展示、来廊された方々への作品解説。
どれも作品をご理解頂けるように出来るだけ対応させて頂きました。博士号を取得した福島さんの今後を期待したいと思います。
その福島さやかさんも参加している再生の息吹vol.3が始まりました。
今回も様々な作家が参加されています。
阿部 風華さん、雨山 智子さん、飯野 哲心さん、櫻井 克樹さん、
富田 啓之さん、丹羽 由梨香さん、長谷川 桑知子さん、山本 武さん、
その他にも、小池 志麻さん、三代目後藤 久慶(後藤 慶大)さん、
高田 卓さん、東儀悟史さん、西澤利高さん、平戸貢児さん、松田光司さん、
Kazuhiro Yoshikawaさん、渡邉たまえさんなど、六本木画廊に縁の作家の作品も数多く展示しており、
画廊内は個性的な作品たちにより独特の空間となっています。
再生の息吹vol.3は、3.11の未曾有の出来事を、風化させてはいけないことに重きをおいています。
被災地の方々や被災し他の地域で生活を余儀なくされている方々は、常に心に痛みをともなっています。
対照的に我々の心からは、早くも風化がはじまってしまっているのではないでしょうか?復興はまだまだこれからです。
我々に出来ることは何か?アートに関わる者が出来る役割は何か?を強く問い直す時期でもあります。
今年もまた、あの日の意味を問い直し、私たち自身を揺り動かすことで、artの力による「再生」への糸口を見つけたいと思います。
会期中、花粉や黄砂、PM2.5など、来廊者を悩ませるものが多いと思いますが、
是非画廊に足を運んで頂き、それぞれの作家の思いが伝わることを願っております。
今回、売り上げの一部を公益財団法人東日本大震災復興支援財団に寄付を致します。是非ご協力ください。お待ちしています。
※会期中は作品の点数も増える作家さんもいます。お楽しみに!!