再生の「息吹」vol.2 action.1が始まり、初日は17時30分からオープニングパーティーを開きました。
しかし、その時間に画廊にいたのは自分も含めて5人?6人?…。
画廊を初めてから何度もパーティーは開催していますが、毎回開始時間に会場にいらっしゃる人数は非常に少ないのです。
1時間ぐらいすると、会場は賑やかな空間に様変わりしていますが、最近は慣れてきたとはいえ、
内心「今回は何人来てくれるのだろうか?」やはりドキドキものです。
さて、今回も様々な分野の11名の作家が参加されています。
会期中は画廊のブログの中で少しづつ参加作家のご紹介させて頂く予定ですのでお楽しみに!!
そして、会期中ふたつの画廊企画が進行いたします。今回はそのひとつをご紹介いたします。
参加作家のおひとりでもある鎌倉彫久慶の三代目である後藤慶大さんによる「シアワセのドングリ」プロジェクトです。
ここからは後藤さんの文章を抜粋。
ある日、散歩の途中、駐車場で走りだした子供に注意をすると、
子供にも言い分があったようでベソをかきながら寝転がっての抗議を決行!
ところが泣いたカラスが突然、ニッコリほほ笑み立ち上がり、その手にしていたのは、全長3ミリ程の小さな「ドングリ」でした。
私にはそのシーンは今の日本ともダブって見えました。
普通にしていると見逃してしまう小さな「シアワセ」も、寝転んだおかげでいつもと違った低い視線になりました。
そこで思いがけずに見つけた泣く子も笑顔の「シアワセのドングリ」。
そんな思いを皆さんとシェア出来たらと考え、このプロジェクトを始めました。
もし、このプロジェクトに御賛同いただけましたらば、「ドングリ」を一つお持ちになって、
代わりに募金箱にそのお気持ちを入れて下さい。そして、お持ちになった「ドングリ」は御自宅で植えてみてください。
上手くいけばそこから新しい芽が生えてくる事でしょう。
やがて木は育ち「ドングリ」を実らせ、次の世代に小さな「シアワセ」を繋いでいける事と思います。
最終日に、募金箱を開封し、全額を「あしなが育英会」を通じ被災地の子供達に寄付させていただきます。
その模様は、六本木画廊facebookと画廊ブログ、そして後藤慶大さんのfacebookにてお知らせいたします。
皆様のご賛同をお待ちしております。