goo blog サービス終了のお知らせ 

六畳間の中心で涙を流す NEW

ルーキー選手の、プロ入り一年目を振り返る

2008年 オリックス2位 伊原 正樹 (関西国際大)投手

2009-12-20 10:06:00 | 状況説明
2008年 オリックス2位 伊原 正樹 (関西国際大)投手

蔵の入団前評価:

09年度一軍成績: 4試合 0勝3敗0S 防御率 7.64
09年度二軍成績:12試合 3勝5敗0S 防御率 4.87

楽天


寸評にも記載した通り、追い込んでからの決め手不足と勝負どころに弱い傾向があったが、少しずつ課題を克服してきた成長力・対応力を期待して、最終的には指名リストに名前を載せてみた。

しかし一年目は、プロの壁に跳ね返されたといった一年ではなかったのだろうか。ファームでは、44回1/3イニングで被安打は45と若干イニングを上回っている。通常ファームレベルならば、イニングの70%以下ぐらいに抑えたい。

四死球率は、40.6%。これも、イニングに対して1/3程度の33.3%以下にはしておきたい。奪三振は、1イニングあたり0.93個と、かなりイニング数に近いだけの奪三振を奪えており、大学時代の決め手の無さと言う欠点を少し解消しつつあるのではないかと思うのだ。こうやってみると課題は、追い込むまでの投球と微妙な制球力に、まだ課題を抱えている。ただこの数字の割に、防御率が高めなのは、やはりまだ踏ん張りが効かないと言う欠点を、充分改善出来ていないのではないかと考えられる。

ただ元々、一年目から一軍でと言うタイプではなかっただけに、一軍登板も経験出来、まあ貴重な経験もできた一年ではなかったのではないのだろうか。努力できる選手だけに、来年はファームでの主戦の実績を残し、一軍への足がかりとなることを期待してみたい。

この記事が参考になったと言う方は、さあ!

蔵の評価:△ (一年目としては、こんなものではないのだろうか)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2008年 阪神2位 柴田... | トップ | 2008年 中日2位 伊藤... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

状況説明」カテゴリの最新記事