六畳間の中心で涙を流す NEW

ルーキー選手の、プロ入り一年目を振り返る

2022年ルーキー回顧120 京本 真(明豊)投手

2023-04-02 04:08:12 | 状況説明

京本 真(巨人育成7位)投手 (明豊出身)

蔵の入団前評価:指名見送り

上記の氏名をクリックして頂けると、高校時代の寸評を読めるようになっているので確認して頂きたいのですが、高校の時点では育成会議で指名されるかされないかぐらいの力でした。ただし、将来性を秘めた素材であり、プロ入り後大化けするかもしれない、そんな可能性も感じさせてくれる素材でした。

そんな京本選手の一年目は、二軍では 1試合(5回) 1勝0敗0S 防 0.00 と、ほとんどを三軍で過ごします。三軍では、8試合(27回) 0勝0敗1S 防 1.67 といった成績でした。もう少し数字を細かくみてみると、27イニングで被安打は16本。被安打率は、59.3%と圧倒しており、充分に二軍での登板が意識できる総合力です。

巨人の三軍成績には死球がないのは気になりますが、四球は8つ。四球率は、32.6% と、こちらも基準前後(死球がわからないので)ぐらいかと。奪三振は21個で、1イニングあたり 0.78個 と、けして少ない数字ではないものの、決め手があるというほどではないように思えます。それでも、防御率 1.67 の安定感も納得の数字が並んでいます。

実際評判も良くこの内容ですから、育成枠の高卒ルーキーとしては文句なしです。順調にゆけば、今季は二軍での実績作りの年であり、そこもうまくクリアできるようだと3年目ぐらいには支配下登録、一軍登板へと理想的なステップを踏める可能性があります。ことルーキーイヤーとしては、三軍成績ではあるものの合格点を与えられる一年目ではなかったのでしょうか。

蔵の印象:○ (想像以上のスピードで成長)

 

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