今日はここまで

つたない雑記です。
超・気まぐれ更新(^^;

こころの処方箋

2007年07月20日 | Weblog
今日も、昨日も、一昨日も・・
梅雨だから仕方ないとはいえ、こんなに毎日曇り空だと、ますます太陽が恋しくなります。
紫外線が怖いとか、熱中症になるとか、くそ暑いじゃないかとか、今はどーでもいいっ。とにかく、思いっっっっっっきり日光浴がしたいっ!!!
・・・って思うのは私だけ?^^;



きのう、元文化庁長官で臨床心理学者の河合隼雄さんが亡くなったというのを、携帯のニュース速報で知りました。昨年の8月に脳梗塞で倒れ、ずっと闘病生活されていたそうです。

私は河合さんの活動全般はほとんど知らない無知者ですが、
たまたま本屋で目にした氏のエッセイ集「こころの処方箋」は、かつて落ち込んでいた時に何度も読み返して、何度も目からウロコが落ちた一冊でした。
いろんな意味で、助けられ、視野を広げてもらった一冊です・・・。

以下は「こころの処方箋」目次の(別サイトからの)コピペ。
もういちど読み返し、感謝の気持ちをこめて、河合隼雄さんのご冥福をお祈りします。


1.人の心などわかるはずがない
2.ふたつよいことさてないものよ
3.100%正しい忠告はまず役に立たない
4.絵に描いた餅は餅より高価なことがある
5.「理解ある親」をもつ子はたまらない
6.言いはじめたのなら話し合いを続けよう
7.日本人としての自覚が国際性を高める
8.心のなか自然破壊を防ごう
9.灯台に近づきすぎると難破する
10.イライラは見とおしのなさを示す
11.己を殺して他人を殺す
12.100点以外はダメなときがある
13.マジメも休み休み言え
14.やりたいことは、まずやってみる
15.一番生じやすいのは180度の変化である
16.心のなかの勝負は51対49のことが多い
17.うそからまことが出てくる
18.説教の効果はその長さと反比例する
19.男女は協力し合えても理解し合うことは難しい
20.人間理解は命がけの仕事である
21.ものごとは努力によって解決しない
22.自立は依存によって裏づけられている
23.心の新鉱脈を掘り当てよう
24.健康病が心身をむしばむ
25.善は微に入り細にわたって行なわねばならない
26.「耐える」だけが精神力ではない
27.灯を消す方がよく見えることがある
28.文句を言っているうちが華である
29.生まれ変わるためには死なねばならない
30.同じ「運命」でも演奏次第で値段が違う
31.ソウル・メーキングもやってみませんか
32.うそは常備薬 真実は劇薬
33.逃げるときはもの惜しみしない
34.どっぷりつかったものがほんとうに離れられる
35.強い者だけが感謝することができる
36.勇気にもハードとソフトがある
37.一人でも二人、二人でも一人で生きるつもり
38.心の支えがたましいの重荷になる
39.「昔はよかった」とは進歩についてゆけぬ人の言葉である
40.道草によってこそ「道」の味がわかる
41.危機の際には生地が出てくる
42.日本的民主主義は創造の芽をつみやすい
43.家族関係の仕事は大事業である
44.物が豊かになると子育てが難しくなる
45.権力を棄てることによって内的権威が磨かれる
46.権力の座は孤独を要求する
47.二つの目で見ると奥行きがわかる
48.羨ましかったら何かやってみる
49.心配も苦しみも楽しみのうち
50.のぼせが終るところに関係がはじまる
51.裏切りによってしか距離がとれないときがある
52.精神的なものが精神を覆い隠す
53.「知る」ことによって二次災害を避ける
54.「幸福」になるためには断念が必要である
55.すべての人が創造性を持っている