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四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

人の秘密

2010-06-10 | Weblog
今日の空、 平筆にタップリ青絵の具を含ませて、一筆で描きあげた空が地平まで広がっている。 スカットした木綿の空、染めた青空、染みる木の葉、夏草の緑、 主役の紫陽花がまだ見ぬ長雨に恋うている。 大輪の花よ、夢見るのは雨との逢瀬か、 その気持ち、知っているのか知らないのか、雨はいまだにその片鱗も見せない。 秘密 誰もがひとつ持っている秘密 私はないわ・・・ 澄み切った青空のように染みひとつない . . . 本文を読む
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私の心

2010-06-09 | Weblog
今日の朝、 今日も朝からいつもの曇天、 このまま氷海が崩れるように雨となって行くのだろうか・・・ 煮え切らないと言うか、決断が悪いと言うか、もじもじしているのがいじらしく感じる今日の曇り空。 降るかな・・・微妙な想いにゆれるこの感じ、若き頃の恋する気分。 心 苛立ちの中にいつも存在する 私の塊(心) そんないいものではないか 毎日の生活の仲で いつも見えない敵に左右される私の心 悩み 迷い . . . 本文を読む
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6月の草花

2010-06-08 | Weblog
今日の朝、 風が雨を呼んでいる。 空はいつもの煮え切らない曇天の灰色、ところどころに染みのような闇の雲が混ざり、 今にも悪戯しそうな気配が感じられて、 「おい・・もう少し待てよ」そう言いたくなる。 朝の風は、ヒュー・・・ドロ・・ザワ・・吹いて、 幽霊屋敷の雰囲気を醸しだしている。 姫女苑 6月の姫女苑 可哀そう・・・ なぜって 咲きはじめが夏前の草刈の時期だから あっという前に伐られてしま . . . 本文を読む
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紫陽花の開花

2010-06-07 | Weblog
花紀行「紫陽花」 そろ・・紫陽花の花の咲く頃になって、思い出されるのは雨の季節。 最近は何所にでも植えられ、改めてこの花を求めて・・・そう考えてしまうけれど、 やはり6月は紫陽花である。 薔薇、百合のように華やかで香りこそ劣るけれど、 意外と豊富な色彩は心と瞳を楽しませてくれる花である。 紫陽花の名所は至る所にあって、私の生まれた足羽山もこの花の名所である。 子供の頃はさして興味もなく、まし . . . 本文を読む
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風のある風景

2010-06-04 | Weblog
今日の朝 やわらかい水色の空に、引っかき傷のような筋雲が散らばり、 朝から夏を髣髴させる空となって広がっている。 鮮やかな緑、甘味を増した薫り、熱射を巻き上げることのない微風、そろそろ花の終わりを迎えるさつき、 朝を歩くと、そろそろ雨を迎える準備が整い始めた様子を知ることができる。 ある風景 いつもの窓から見える落葉の大木 昨日は若葉・・・ 陽射しが透けて見えたのは昨今のような気がする そ . . . 本文を読む
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