彩り
朝からの激しい雨が周りから彩を奪っている。
鮮やかな緑はくすみ、遥か彼方の山々を黒板けしで消している朝の消し炭色の雨空、
青空は厚い雲で遮られ、唯一の希望は変化を見せる紫陽花の鮮やかさ、
この雨、夕方まで続くのかな・・・
そう思うとすべてが重い。
雨
降らないと困るし
そうかと言って降りすぎるのも困る雨
いつも人の困惑と思いの中で翻弄される
雨・・・
降り方泣き方が問題
それは人の . . . 本文を読む
彩り
朝の彩りは昨日と同じの灰色、
冴えない、暗い、明度を低くした空の広がり、この感じは蝋燭の灯された一部屋。
今日もいつ降るかわからないこの迷走の空にかき回されるのか思うと、
余計憂鬱になって心まで梅雨空になる。
我想い、この一花に救われる。
八仙花
私の瞳に納まる一枚の傑作
紫陽花
構図
レイアウト
背景
色彩
秀作の一枚
大量の雨が作る額の彩がこの花の美しさ
華麗なる変身
移り気な . . . 本文を読む
色
鮮やかさが褪せた灰色の空、
光はこの灰色に遮られ、あの素敵な青色は当分見えて来ない、
今日の色が奪うのは心。
鮮やかさが薄れる分、雨の瑞々しさが一葉に広がり、魅せるのは夏化粧の美肌、
この潤い、若さ、美肌・・・もう今の私にはない。
時が奪って往くのは私の若さ。
色
今日の色は灰色
朝から低く重く垂れ下がった空
余りにも低い
空の灰色
敗れそうなバケツの底
木の葉の緑
たわわに茂る瑞 . . . 本文を読む
三室の紫陽花、
京都で紫陽花の花名所といえば社寺が中心である。
そのひとつにこの三室があり、春のツツジ、石楠花、夏の紫陽花、蓮である。
余り信心深くない私でもこの三室にはよく訪れる、なぜって言われると直ぐに返答に困るのだが、市内にない静かさと言うか、山麓に懐に抱かれるように建っている雰囲気は捨て
捨てがたいものである。
三室は春から夏の時期を外すともみじの頃まで人の訪れは少なく、
そういう意味 . . . 本文を読む
再来、
経った二日間の中休み、あの胸糞悪い蒸し暑さ、停滞した風、
これでもか・・と言わんばかりに暑さに攻め立てられた二日間だけど長かったな・・・
まだほんの序の口、雨の後に待っている夏の茹だるような暑さ本番が、南の海の波間に漂いながらその出番を待っている。
この空、湿り、風をみる限り雨の降りだし早そう。
雨
梅雨時の雨
濡れても意外と苦にならない
なぜ
それは温いから
この雨に奪われるも . . . 本文を読む