春の残雪

森に残る残雪
最近の私は雪の怖さを知っているし装備も大変なので雪山には登らない、
そのなか四季が好きな私は冬でも低山を中心に登っているが、北の山では冬に雪に遭遇する時が多々ありその雪が春まで残る。
その春遠い北の山の谷を埋める残雪、その残雪の谷を直登する時に踏みしめる雪の音と感触、その響きが心地よく遠い想い出に誘う、
いま、その雪のなかを歩くと子供の頃に置いてきた故郷の雪ある冬を思いだし「私も随分と四季を楽しんで来た」そう思う３月の残雪の山。

私の春探し

３月も中頃になると
私の春探しが始まる

陽射しの注ぐ
斜面のなかに草の萌を見つけ
咲いていないかな
・・・
一花を探す

ないな・・・
在った・・

童心に返り無邪気に喜ぶ　
私の春探し。