朝の風
朝の風風秋の風風の変化夏模様を裂くように吹く風少し爽やかさを感じ、本格化する秋を風に感じる。風、そう言えば最近、何となく朝夕に少し変化がみられるようになって来ている。いつも夏草に分......
朝に吹く風
今朝は台風が北へ去り、乳白色の濁り空の広がりのなかに青空が覗く、
「台風の余波の風は残っているかな」そう思いながら窓を開けても流れ込む風はない、
「無風か・・・」
そう思っていると漣のような風が窓に吊るしたカーテンを押しながら流れ込んでくる、
この押しの弱い風に爽やかさはなく、熱い珈琲の冷めた温さを保つ無味無臭の風、
でも「風が吹いてくれないかな・・・」
そう思う私を労う様に時折流れ込んでくる風にホッとする雨後の一日。
窓から流れ込む風
窓を開けると
漣のような風がカーテンを押しながら
打ち寄せて来る
その風を私は両手ですくい
顔を洗う
・・・
心が冷める
まだ目覚めの悪い風は
冷めたホット珈琲の温もりを保ち
丁度いい温さで私を癒す。
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