
子供の時、この時期の紫陽花に、蝸牛がいっぱい乗って遊んでいたのが、
昨日のように思い出される。
いま咲いている紫陽花の、表、裏を見ても見当たらない、
彼らはいったい、何処に行ったのだろう。
もう絶滅危惧種かな?
6月と言えば梅雨、紫陽花、新緑、蝸牛…
そんなイメージを持っていたけど、その姿を見ることはない、
どうしたのだろう…
小さな事だけどなぜか気になる。
日記。
6月25日(水)雨、今日始めて蝸牛にあえました、
小さくて可愛い笑窪のようなでんでん虫、この雨のなかで出会った初めてのでんでん虫。
嬉しくて、嬉しくて…
ついくちずさんだ幼い頃の一小節。
人は老いていくと昔を懐かしむ
みなそう言うけれど、そうじゃない?
虫たちと共存できた、あの時代の自然が消えた事がとても哀しい。
可笑しいじゃない?
もう絵本、図鑑でしか見られない、分からないなんて。
自然の大切なことぐらい知っている
守らないとドンドンガラス細工のように壊れてしまう
いまの子供たちに、この森が大切であると同時に虫たちのも大切な森
森は一枚の絵本。
ページを捲っても、何も載っていないなんて
哀しい…
でんでん虫。
おまえは何処にいる、暫く顔を見ていないな
今年。会えるかな…
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