
街のなかに在る楓、その楓の数枚が染まって来ている。
早いな・・・いつもこの楓、
数枚の染まりを見ていると山の紅葉が見たくなって、つい・・ネットで近くの山のブナの森を探してしまう。
ああ・・・まだ早いか私の紅葉探しは、やはり今は高い峰々のナナカマドと樺の紅葉か、
一人、恥じらいを見せる一葉を見ながら呟く。
到着

遅いな・・・
紅葉の一番列車
もう着いていいはずなのに
いまだに到着しない北からの一番列車
そのせいか一番ホームは夏色で溢れ
旅発つ夏色がざわめきながら
列車の到着を待っている
着くのは何時
さあ・・・
何時間の遅れかな
それらと対照的に夏日とはのんびりしたもの
その内着くだろう
そんな感じで
ふさ・・した樹の下で
遅れを気にする事なく
思い・・の姿で到着を待っている
次の南へ旅発つために。

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