
晩生のサトサクラ晩生の桜たち八重は咲き始め春の雨雨のち曇り雨のち曇り今日は雨朝には降っていなかった雨がカフェで珈琲を飲む頃になると小雨が歩道を濡らしはじめ、「空、辛抱できなくなったか」大粒の涙がこ......
サトザクラ
春の桜のなかで大部分を占めるソメイヨシノ、その咲に心ときめかせ華麗な美に酔い知れ
心を満たした人の想い出は直ぐに冷めず、浮つく心は封印され余韻に浸る想い出に割り込むサトサクラの余地が少ない晩春。
晩春の桜
街のなかで咲く八重桜をみても
花に想いを寄せる人は少なく
いまでは桜の酔いも冷め
想い出されることもなく
咲は一つの花としか見られないサトサクラ
彩る八重の花心は人には伝わらず
逢瀬は数秒で終わり
愛を受けることなく散る晩春の桜。
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