雰囲気は苦い珈琲

+/かな・・・
それともで持つかな？

いつも同じ空、同じ色。
最近、毎日同じような色ばかり眺めている、そんな気がしてならない。
梅雨だから・・・それはそうだけれど、この蒸し暑さ、纏わり付くべとつき、
嫌だな・・・そう思う瞬間、私から意欲を奪い、無力にする。
こんな表情のなかで唯一の救いは、多彩に変化をみせていた樹の緑が、落ち着いて斬新な緑になって語りかけてくれることかな、
特に雨に濡れた表情は素敵で、湯上り女性の雰囲気を魅せて、思わずドキッとする。
雰囲気

梅雨
毎日・・雨ばかりでないけれど
表情は冴えない
いつも同じ色同じ雰囲気

窓を開けて風を誘うけれど
何も感じない
見えて来るのは湿り気を含んだ重い空気　
重たいな・・・

熱い珈琲を一口
何も入れない苦味が
この重苦しい雰囲気を忘れさせてくれる

その楽しむ雰囲気を砕く　
烏の雄叫び
この瞬間
朝のいつもの憂鬱が流れ込んで
現実に引戻される。