

子供の頃、近くの沢に行くと沢山いた沢蟹。
街に出て、田舎も変わり便利になったのはいいけれど、沢は埋められ湧き水は涸れて、
当然住んでいた沢蟹は死滅して、
あれから何十年も見ることのなかった沢蟹。
沢蟹は沢の水が澄んで生きている証かも知れない。
その沢蟹が、いつも歩きにいく府民の森の沢に沢山住んでいる。
山を歩いて山菜を取り、
ヤマメや岩魚を釣り、沢蟹を捕っていた私には一番のご馳走。
でも最近山のことを考えると、
ヤマメ、岩魚は淵で泳いで遊び、
沢蟹は時々瀬の流れの中で泳いでいるのを見るのが楽しい。
確かに蟹を見ると、
美味しそう・・・から揚げでビール。
潰して味噌と混ぜて団子汁に・・・
そう思わないことないけど、少なくなった沢の生き物や、
林道工事で荒れた沢を見ると、
そのままそっとしておきたいと思う。
可哀相。
最近、自然の生き物を見ていると、これ以上乱獲できないな、一生懸命に生きているし、
もうここにしか生存していない、そう思うと、食べようという気にならない。
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