
暗い・・・あの夏の蒸し暑さはないけれど爽やかとまではいかない。
空は相変わらず灰色で重く、低く、垂れ下がってきそうな感じを見せている空に、
「危ないな・・・」そう思って見上げたけど、まだ降ってこない。
久しぶりに、あの訪問者が訪れようとしているからか意外と静かである、
俗に言う嵐の前の静かさか。
金木犀

おや・・・
この香り
何の匂いかな
朝の散策で出合ったこの香り
この湿った空気と背景の中で感じると
とても癒される香り
擽るerotic
女の匂い
恋人から感じる
大人の女の匂い
眠った私の恋心を想い出させる
慕情の香り
擽られて
まどろんで
嫌な
忘れられない想いを
たった一瞬
たった数秒
忘れさせてくれる
金木犀の香り
酔いしれて
・・・
ひと時を忘れる。

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