

日本におけるペットの問題はこの先進国において最悪である。
勿論いろんな面で施策が反映されず、取り組みが遅れていると言うか物事に対する考えがお粗末な点かも知れない。何でもお役所任せ、解決は金、これがすべてと言う発想が問題である。
現在ペットのガス室送りが約35万匹以上(平成18年度)ある事実。
いま子供の数よりペットの数が多いと言う現状を踏まえるとこの数字は異常かもしれない。
飼うのが問題でなく平気であれこれ理由を言って保健所に持ち込むのが問題であり、
最後まで面倒みないのが哀しい。
おそらく子供にせがまれて飼い、後で手に負えなくなり棄て、または保健所に持ち込んで責任を逃れるのが現実である。
目先でしか捉えない、問題になれば保健所に持って行けばいいと言う安直さ、
それらにリピーターが増えていると言う事実。
当然持ち込まれれば処分はガス室送りである。
彼らの哀しい泣き声、涙。
どれだけの人がその顔を知っているだろうか?
この現状は平成の姥捨て山である。
彼らにも生きる権利がありひとつの命である、人の都合によって殺されるのはとても偲びがたい、
すべてのペットを飼っている人がそうだとは言わないけど、
飼う以上人と同じである事を分かって欲しいし、
いろいろ出かけるにしても制約があり、人と同じように病気もするし老いていく事を、
最後まで面倒を見て送別してあげないと駄目だと言うことを知って欲しい。
その点を考えてペットは飼って欲しいし、彼らも人と同じように赤い血が流れて、
哀しい時、殺されて行く時には涙を流す事を知って欲しい。
今の日本人は涙を忘れているようでならない、このペットの問題はすべてのセクションで考えないといけない時期にきていると思う。
まず、これ以上ガス室送りを止めるには、引き受けを有料にするのが一番かもしれない(一匹10万)
金で命は買えないけど、環境でも金で済まそうとする日本人には一番だと思う。
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