萌えを待つ
春の細雪雪か、そう書いていた2月、その2月も今日で終わり明日からは3月、私の住む町の3月は薄ら寒い時もあるが雨が雪に変わることはないと思う。年が明けてから雪が薄ら積もる時もあっ......
春の萌えを待つ
一雨・・毎に濃さを増す野草の芽吹き、それに反し樹木の新芽は固くいまだに膨らむ気配をみせないなかで樹木花の蕾は膨らみ蝋梅、梅が咲く、
その花たちに交ざりながら咲き始めるのが馬酔木、日当たりのよい斜面では蕾が花となってこぼれる。
3月のPageをめくり陽射しの注ぐ河川敷を歩いているとセピアの枯草の間から蒲公英が一輪・・灯りが燈るように咲き始め、日々変わる3月の空の下で春が加速されていく。
萌え
水緩むなかで
強張る積み木が崩れる落ち
その間から芽生える
新芽
初心で柔らかく
不透明のなかで透ける
命の彩り
いま
仄々とした陽射しの下で
燈り
魅せる
誕生の美。
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