

昨日雨が降ったのだろうか、
木の葉が瑞々しく輝いていい色、いい顔を見せている。
あれほど乾いていた土もしっとりとして、私が失った弾力の肌をしている。
不思議なものだ、
これだけこの星が悲鳴をあげて病んでいても、
回復させる力を自然が持っているのに、人はそれを破壊している。
悲しいですね・・・
いつから弱いものを守らなくなったのでしょう人間は。

立秋が過ぎた今、秋の便りがそろそろ届く頃、そう思って外に飛び出したら意外と涼しい。
そう言えば、あれほど激しく鳴いていた蝉が鳴いていない。
あれ!そう思ったとき、初めて耳にする寒蝉の鳴き声、
この声、ツクツクボウシだ、
初秋になって初めて聞くツクツクボウシ、
そう言えば、ツクツクボウシが鳴き始めるのは丁度今頃から、
立秋過ぎても居座るアブラ蝉の爆音に邪魔され、
なかなかその鳴き声を聞くこともない。
それがお盆の近づく頃、涼風を感じる朝に、こぼれるように聞える個性ある声。
「ジー…ツクツクツク…ボーシ!」
この声私にとって秋を知らせる目覚ましかな?
これから朝晩少しずつ涼しくなるかな・・・そう思うと
嬉しい。
殻より蝉の骸が目立つようになったこの時期、
人はこの夏の名残が残る自然のなかから、
大切な「心のゆとり」感じる事が出来るでしょうか?
夏が少しずつ壊れていくなかで。
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