
もやもやとした気持ち



もう考えるのはやめよう。
水無月も後わずか、
6月も後5日程で終わろうとしている。
空は相変わらず灰色のまま、さほど毎日それほど変化はなく、
厚化粧のなかに時折みせる気まぐれな薄青に、夏本番から見れば未だ序の口か、そう想う側で紫陽花が最後の彩を見せている。
花の命は短いと言うけれど、紫陽花の彩りが蒸し料理のように仕上がっていく過程を見ていると、その仕上がりの美に感動を覚えるのは雨の器のせいか。
毎日
毎日がエンドレス
いつも代わり映えのない生活
目覚めて押すのはアナログのカセット
流れる音楽
毎日同じ内容
同じテーマ
同じ顔ぶれ
何も代わり映えしない
私の毎日
何の変化も起こらない
時折テープがひっかかり
異音が出るけれど
その異音も
最近は出なくなった私の毎日。
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