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四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

雪のない生活

2013-01-08 | Weblog
一夜の雪

風が強く、これだと連れて来るな・・・そう思った夕方に舞った珈琲を飲み干す時間ぐらい降ってくれたかな?余りのも短い降り方・・・雪、雪のない町に長く住んでいるとこれが普通と...

一夜の雪、
昨年の正月明けは雪が舞ったのか、そう思いながら読み返した一行、
いま考えると今年になって、いまだに私が住む所では冷え込んでも雪が舞うこともなく、比較的穏やかな日々が続いていて、その割には昨年数多くの花を咲かせた寒椿、山茶花の花は少なく、余り花を見ることなく終ろうとしている。

そんな折、湖北に住む友人から雪が舞っているとメールが届いて、一山越えるだけでもこう違うのか、改めて北の山を見ると雪雲に覆われている。


ひらひら舞うように降る粉雪
情緒があっていい
雪の舞う程度の所に住むとそう思うが
北国に舞う雪はそんな風流なことはない

空一面覆う雪雲
重く低く垂れ込めた雪雲から
吐き出されるように落ちて来る
雪・・

音もなく深々と降って
みるみる内に足跡を消していく新雪
その激しい降雪に明け暮れる日々が嫌で
生活を捨て
逃げるように離れた私

いま
私の過去を消すように雪が埋めていく
この地に再び住むことはない。

市内では暮れに数センチの積雪を見たのに、私の住む高台には降ることのなかった雪、
数センチの雪景色、子供に戻ったどきどきがあるが、その雪も今年に入り一度も見ていない。温暖化か、やはり進んでいるのか、そう思うような暖かい日々が続いて、雪のない楽な生活にとっぷり浸かる私。

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