rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

夏目漱石「二百十日・野分」にちなんで

2022-09-05 22:32:41 | 創作活動


今月の課題。
中学生か高校生のころ、「吾輩は猫である」を除いて夏目漱石の本を読み尽くそうとしていた。
代表作の一つである「吾輩は猫である」は読まないのか?
それは、小学5年生のころ、まずは定番の文学と思って読み始めたけれど、人間観察の機微などわからない子供には、ただある日常が続くまどろっこしくて音を上げてしまったからだ。
「二百十日・野分」は、そろそろ網羅する終盤に読んだ作品。
これを読みながら頭の中に浮かんで居座り続けたイメージを、数十年を経てこうして外部に定着し分離することとなった。
ずいぶんと気の長いことだ。
しかも、半強制でこなす課題というものがあったからこその行為で、すっきりしたものの、なんともいえない気分になった。
二百十日は、9月の初めころ、大風や大雨を伴い台風などがやってきて、稲の収穫に影響が出るから日本人にとって関心事の高い時期でもある。

ブルーベリーもそろそろ終わりで

2022-09-04 22:34:58 | 日記
長距離走を走りぬき、心拍数を落ち着かせるために軽く歩くのを終えた感じとでも言おうか、先週の木曜日からの4連休、かなりのんびり過ごしていた。
もっとも、しようと思っていること、しなくちゃならないことはあるけれど、いったん落ち着くのも大切だ。
今年品質良く豊作だったブルーベリーがほぼ終わりとなって、生食よりもジャムに適した過完熟の実がそこそこ生っているくらい。
その実で作ったジャムは、砂糖を4割控えてもかなり甘く色の濃さも深さを増して、上質といえる。
十分売り物にできそうだが、それにはちょっと瓶だのラベルのデザインだの準備不足だし、なにより自分の息が切れていた。
それでも、自己研鑽を怠るのはよろしくないから、心理学の本をちょっとでも読んでいる。
これからは、走るのではなく、じっくり、でも心持速めな歩調で思い描いた青写真に向かい進んでいこう。

おお、そういえば今月の課題の絵をアップすることを、すっかり忘れていた。
それは多分、明日になるはず。