助六は、ほぼ午後3時30分あたりに動き出す。
庭にいる家族の誰彼となく、ニャーニャー鳴きながら近寄ってくる。
お察しの通り「ごはん」が目的。
目的を達成するまで諦めることがない。
ころあいを窺いつつ、ひたすらにアピールしてくる。
芝の上にいる助六は朝の7時とこの時間くらいしか見たことがない。
花の写真を撮るついでにカメラを向けると、自分に反応しているのだろうとふんでこちらに近づき餌をねだる。
その経過が、この写真という訳だ。
あまりに付きまとわれて仕方がなく3口ほどの餌をあげたなら、満足気に食べて、そのあとはいつのも場所で転寝を再開。
もし助六に万歩計をつけたなら、一日千歩もないであろうと容易に想像できてしまうのである。
高貴な香りのバラ
野生化したビオラ
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