アーモンドの花
なんてかわいらしいピンクの花!
昨年よりたくさん咲いた、アーモンドの花。
梅雨のある日本では、食べられる実が生るまでは難しいけれど、花だけでも十分育て甲斐のあるものだと思う。
今はまだ鉢植えだけれど、地植えにして大きな木になったなら、さぞかし見事に花を咲かせるだろう。
ところで、多分今まで気が付かないでいたように思うのが、辛夷の花の香りがあるっていうこと。
昨日、辛夷の花を間近で見ようと木の下に行ったなら、ふわんとやさしく甘くほのかに酸っぱいような香りが漂っていた。
もしかして辛夷の香り?と、幹から唐突に咲いている花の香りを嗅いでみた。
すると、まだ開ききっていない花の内側に、その甘酸っぱいようなやさしい香りが溜まっている。
ちょっと梅の香りにもにているようだ。
辛夷の木を植えて24年になるけれど、今頃意識するとは私は迂闊者だ。
けれど、遅くても気がついてよかったと思っている。
春は花が次々に咲いて、目も鼻腔も心も喜びで満たされる季節なのだ!
辛夷
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