rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

春のきらめく緑には、 ドビュッシー”子供の領分”

2013-05-01 12:17:29 | 音楽たちークラシック
<object width="420" height="315"><param name="movie" value="http://www.youtube-nocookie.com/v/KVIYYQXNcVU?hl=ja_JP&amp;version=3"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube-nocookie.com/v/KVIYYQXNcVU?hl=ja_JP&amp;version=3" type="application/x-shockwave-flash" width="420" height="315" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true"></embed></object>
DEBUSSY : Children's Corner - Pianista BRUNO CANINO

若葉が萌えるこの季節、晴れの日には心が軽く弾んでいる。
窓の外には、そよ風に揺られきらめく鮮やかな緑、青い空に流れる白い雲、時々前を横切るのはツバメかそれともヒバリ。
ドビュッシーは、音楽の印象派と称えられるほどの色彩豊かな音色を繰り広げる。
モネやルノアールの絵のように、一筆一筆微妙に変化をもたせた色とタッチを思わせる、音の連なり。
そのせいなのだ、新緑の、ニュアンスに富んだ緑の饗宴、ところどころにある木々にからみついた野生の藤の花の薄紫に白が、緑の色を引き立て、さながら印象派の絵画のような風景に、ドビュッシーの音楽が重なり響いてくる。
生命感溢れるこの季節、木々の緑の美しさを愛でに外へ出かけよう。
風に揺らぐ木の葉のささやき、鳥のさえずり、小川のせせらぎ、自然の中にある音楽を感じると、ドビュッシーの色彩はさらに輝きを増すはずだ。
何も、純真無垢な感動は、子供だけの領分なはずはないのだから。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿