rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

朝にカメ

2018-08-02 22:18:56 | 生き物たち
通勤途中、我が家に程近い道路の中ほどにカメがいた、クサガメだ。
朝とはいっても、じりじりと照りつける太陽とアスファルトの上という過酷な状態と、何よりも交通事故に遭う危険性がダントツに高いので、車を止めて道路脇の土の上に移動する。
それは、甲羅の長さ20センチ以上の大きく立派なクサガメだが、この付近は川も池もない高台なのに、どうして道路の真ん中を横断しようとしていたのだろうか。
このところ雨もなく、畑の土は乾ききっている。
カメが生息できるような場所があるようなところではないのに、どうにも不思議なことだ。
そういえば、15年くらい前に、もう少し我が家の近くの道路脇で、やはりカメを見つけたことがあった。
あれはおそらくイシガメだったと思うけれど、同じく晴れて暑い朝、側溝の中でうごめいていた。
そのときは、時間がたっぷりあったので保護し、夕方頃に蛍が出やすい場所に連れて行って放したのだった。
当たりまえのことだが、帰宅時に通ったその場所に、カメの姿はなく、事故に遭った形跡も認められなかった。
あれほどまで大きく育ったのだもの、きっとどこかへ無事に移動していることだろう。
そういえばクサガメ、確かにその名のとおり臭かった。
ともかく、元気に長生きしてもらいたいものである。