rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

とても残念だったこと

2016-12-29 23:44:07 | つぶやき&ぼやき
とても残念だったことが、二つある。
忘年会を行った料理屋のことと、クリスマスケーキのこと。

まずは料理屋から。
田舎の料理屋で会費5000円としたならば、食べ切れないくらいの量とそこそこの質のものが提供される。
けれども、その料理屋は段取りも悪く、切ってある鍋用の野菜はしなびていて肉は乾きかけていた。
濃すぎる割り下にそれらを投入しても、さらに味が濃くなっていくばかりなのに、何とかごまかす生卵は鍋を食べ終わったころに〆のうどんと登場だ。
なんと5人で一玉、鍋に入れてさっと煮ても生卵で隠せないほどの濃い味になる。
だから、どのテーブルの鍋も濃い醤油色に染められて放置されていた。
ほかに出てきた料理は、ひどい濃い味ではなく普通に食べられたけれど、そろそろ終わりというときになっての揚げ物は、さすがに手をつけられた人は少なかった。
何より、ほとんどの人が飲酒しない席だったのにもかかわらず、最初にテーブルに置かれたビールの栓がすべて開けられていたことには驚いた。
もちろん、多数がそのまま手をつけられず、ただ棄てられるばかりだ。
無駄になるとわかっていながらの行為には、なんとも悪意さえ感じられて、たいへん気分の悪いものである。
確かに宴会の席は、普段とは違って大盤振る舞いだ。
けれども、どうしたら美味しく楽しく無駄なく食べ物を食べられるか、食べる方ばかりでなく提供する側も心を配らなければならないと思う。

さてクリスマスケーキ。
某最大手のコンビニのクリスマスケーキはいただけない。
価格の割りにケーキは小さく、しかもただ甘いだけの工夫を感じられない作りなのだ。
大きさが年を追うごとに小さくなっていくのは、原材料が高騰してきた時代の流れなのだろうか。
しかし、これでは夢がぶち壊しだ。
一見豊かになったようだが、二極化が進んでいるおかげでクリスマスケーキにありつけない人たちも増えているはず。
特にコンビニのケーキを買う層といったなら、上の人たちではないだろう。
また、付き合いでコンビにケーキを買う人たちだって多く、何かしらそこに企業の無慈悲が加わって、救いなどありはしない絶望感が漂いだす。

食べ物でキレる日本人ならではにしても、やはり食べ物に敬意をもてないのは悪だ。
食材を愚弄するのも罪だ。
これらが、年末にかけて起こった残念だったこと。