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rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

母の日に

2023-05-15 22:39:12 | 随想たち


一日遅れの母の日で、実母にはこの画像を贈った。
いい年をした大人が、どうして折り紙のカーネーションを贈るのだろう?
しかも、画像とか!!!

仕事で関わっている子供が、母の日に折り紙で作ったカーネーションを贈りたいと、一緒に動画を見て四苦八苦しながら一緒に作った。
世間的に母の日には、赤いカーネーションの花か、もしくは何かしらものを買って贈るのが通例だ。
しかし、これは商業的作戦の一つであって、感謝の気持ちを贈るのはお金を出して購うばかりではない。
感謝の言葉を贈る、一緒に話をしたり時を一緒に過ごす、自分で作ったものを贈る、マッサージをする、などいろいろなやり方がある。
もちろん、母親を思い浮かべながら品物を選ぶ行為も尊いものだ。
けれども、その人にとってできることで、贈られる人が一番喜びそうなもので感謝を伝えるのが最良といえよう。
私は、一所懸命折り紙でカーネーションを作る子供の姿が、とても真摯で素晴らしい行為だと思えた。

そこで、その純粋な行為に倣って、今日はカーネーションを折ったのだ。
人を思う気持ちの尊さを、失くしてはならないと祈るような気持ちでもあった。


今年も季節が先走る

2023-04-13 23:04:18 | 随想たち
昨年に引き続き、今年も季節が先走る。
桜の開花も小学校の卒業式を待たずに葉桜へ、藤の花もゴールデンウィーク前には咲ききってしまいそうだ。
2~3週間は、季節が前倒しになっているだろう。
私の住む地域では、大概の作物の作付け開始の目安として、八重桜の開花を挙げている。
その八重桜も満開となっている今日、通勤路脇の田んぼでは、既に田植えをなされたところがあった。
地球の状態は変化し続けるものだから、季節の巡りが早くなったり、季節の長さ比が変わっても、それは特異とも言い切れない。
自然界に存在しない化学物質や分解して無害化するまでの期間が長すぎるものなど、地球環境に負荷のかかるものの影響でない限り、受け入れたほうがいいような気がする。
さて、明日の予報では夏日になりそうだ。
水分をこまめにとって、えげつない暑さへの慣らし期間と身構えよう。

すぐそこにある感動

2023-04-10 22:11:06 | 随想たち


なんてことのない景色。
毎日のように視界に入ってくるが、意識しない風景。
見慣れたその景色が、言いようのない存在の強さと美しさで、私の心を揺さぶり捉えるのだ。
澄み渡った空、軽い空気、そよぐ風が若葉を揺らし奏でる木の葉擦れの音、力強い生命の囀り、明るいトーンが支配する世界。
胸が切なくなるほどこの景色を失いたくないと思い、何気ないものに心を震わせることができる自分でありたいと強く願うのであった。






アーモンドの花咲く 2023年3月21日

2023-03-21 23:35:59 | 随想たち
アーモンドの花


鉢植えミモザ

ピンク色のアーモンドの花が咲き出した。
鉢植えのためか、それとも種類が違うせいか、大きな地植えのミモザから遅れて咲き出した鉢植えのミモザ。
庭を巡って様々な植物たちの変化を見るのは、生命力を感じられて気持ちがよくなる。
今だけは、WBC世界ベースボールクラシックスでの侍ジャパンの活躍に、日本中が歓喜している。
そのほかには、日本という国を衰退させるかのような事象が、引きも切らず捲き起こっている。
食糧生産問題、エネルギー問題、物価の高騰、止まらない少子化、自殺者の増加、治安の悪化、格差の拡大などと、枚挙に暇がない。
誰かが何とかしてくれるだろうと思っているうちは、この流れは止まらないだろう。
巡り巡って我が事とだということを自覚して、それぞれが自分にできることをやるのが大切だ。
何事にも関心を持ち、自ら考えて判断し、声をあげて意思を示す。
今までの価値観を修正変更する必要もあるかもしれない。
絶望するには、まだやれそうなことがある。
どうにか踏みとどまりたいものだ。


2022 希望を持って挑み続けていく 2023

2022-12-31 22:21:45 | 随想たち


ともするとすべてを投げ出してしまいたくなるけれど、命の本質はその生を生き抜くことと、踏みとどまる日々。
ブル-ベリーやラズベリーの世話をしていると、その命に癒され力をもらって前向きになれる。
車の窓の向こうに流れる、何の変哲もない景色に美しさを見出す時、まだ自分の感性は干からびていないと知る。
どんなの絵を描こうか、何を作ろうか考えている時、心が弾み湧き立つのを感じると、生きる喜びを持てる。
自分が何をしていきたいのか、希望を捨てずに小さなことでも挑み続けていきたい。

今年当ブログを訪問してくださった方々、地球に生きるすべて人々の幸せを願い、また感謝を捧げたい。