新潟市南区☆川上音楽教室のレッスン日記

レッスン風景や発表会・音楽合宿などのイベントのお知らせをします。

「アベマリア」カッチーニ

2020年10月25日 | 日記

「アベマリア」

この曲は、母に聴いてもらえた最後の曲です。

母は5年前、ホスピス病棟に入院していました。

主治医の先生が、

「病棟のクリスマス会に音楽療法の先生がいらっしゃいます。

川上さんもよかったら何か1曲演奏しませんか?」

と言ってくださいました。

もう、母に私の演奏を聴いてもらえる機会があるとは思わなかったので

喜んで承諾しました。

母は、自分の残り少ない時間を知りながら、とても明るく、

病院での1日1日を大切に過ごしました。

自分の体が苦しいことよりも、そばにいる私をいたわってくださいました。

そのやさしさと強さは、今の私の一番大きな勇気になっています。

亡くなってからも、ずっと私のそばで応援してくださっているのを感じます。

ありがとうございます。

感謝の気持ちを込めて弾きました。

ちょっと緊張して固くなってしまっているけどよかったら聴いてください。

 

今年は12月6日(日)

白根学習館プレイルームでクリスマス会を行います。

ちょっと時間を短くして、マスク着用で。

でも、今年もみんなで音楽で楽しく盛り上がろう。

 

 

 

 

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2020年10月☆参観日☆自己肯定感

2020年10月18日 | 音楽

参観日

先月までの暑さが、嘘のようにすっかり涼しくなりました。

コロナ禍の中、いろいろなことを諦めながら、それでもこの中でできることは何かを模索しながら、一日一日と前に進んできたように思います。

昨年まで、不安や恐れのような感情が自分の中にたくさんあって、一つの出来事にいちいち一喜一憂して疲れてしまうという毎日でした。

このコロナウイルスという今までにない大きな不安や恐れを前にして、自分の努力だけではどうにもならないと、ある種のあきらめ、降参、委ねようという気持ちに変わりました。

逆に、肩の力が抜けて「今の自分のままで、できることを精いっぱい。」という前向きな気持ちがわいてきました。

これからの時代を強く生きていくために一番大きな武器になるのは、自己肯定感なのではないかと感じています。

自己肯定感 ①自分には価値があると思えること。

      ②ありのままの自分を認められること。

      ③「自分にはできる」と思えること。

      ④自分を信頼して行動できること。

      ⑤自分で決定できるということ。

      ⑥自分は何かのもしくは誰かの役に立てる

      ということ。

この自己肯定感があったら多少の逆境の中でもきっと乗り越えていけるように思います。

コロナが終息するころには、生活や経済など大きく変化しているかもしれませんね。

私たちは、新しい時代の波に乗り、個性を発揮してより自由に生きていけたらいいなと思います。

音楽を学ぶことが、子供たちの生きる力にもなっていけるように。

毎回のレッスンを、楽しく実りの多いものにしていきたいと思っています。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

レッスンが終わってからちょっとリラックスタイムです。

「どんぐりパン屋さん」ごっこ遊びをしました。

カルチャー公園で拾ったかわいいどんぐりです。

秋だなあ。

                            

 

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