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大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

リベンジは続くよ何処までも プレイバック

2011年09月04日 00時19分29秒 | ムービーTF リベンジ

今回ご紹介するのは、DOTMカテゴリーではなく映画第二弾の“オートボットアライアンス”カテゴリーより“サイドアームサイドスワイプ”。
発売は2010年秋でしたが、2011年春に再販され、私が購入したのはその再販版。そして購入した月日は2011年7月下旬でした。
発売当時はスルーしたのですが、前回ご紹介したDOTM版サイドスワイプがあまりにしょぼく見えたのと同時に、これがやけにかっこよく
見えたのがその購入理由。一見初代サイドスワイプと同じに見えますが、そうでは無く完全新規造型です。二の腕が太くなりマッシブな
印象を与え、結構かっこいいじゃないですか。


ご尊顔拝見…額のシルバー塗装が剥がれ下地が見えていますが、これは設計ミスにより変形時にどうしても額の
塗装面が擦れてしまうのでこの有様に…SAサイドスワイプ最大の欠点。

設定では、ザ・フォールンを撃退した後も地球、アメリカ政府のNEST部隊で厄介になっているサイドスワイプ。今日も
今日とてディセプティコンの残党狩りに励んでいましたが、バリケードの急襲に合い自慢のブレードを失います。
その場は何とか切り抜けたのですが、アイアンハイドの助言で彼は武器を剣からハンドガンに持ち替えたのでした。


初代ムービーサイドスワイプと比較…シルエットはそんなに変化がありませんが、下腕部のボリュームアップと足が長くなっています。
肩の位置が上がり、下腕部の太さ以外にもマッシブな印象になりました。しかしその反面、腕が短くなってますね。


ご尊顔拝見…初代と比べると造形がシャープになり、ロボット的なかっこよさから有機的なフォルムに変化しています。
劇中CGにはこっちの方が近い?


並べて見ると分かりますが、足が長くなったことにより身長が若干高くなっています。あと頭が小さい。


今度はDOTM版と比較して見ると…まぁあれがあまりにスリム過ぎるのでやっぱり違和感ありますね。それはそれでかっこよくは見えますが。
しかし、やっぱり塗装が…。


こちらもご尊顔拝見…やっぱりDOTM版のブサイクっぷりが際立つなぁ。


並べて見ると、意外に身長は今回のSA版の方が高いです。
もう何度も言ってますが、塗装さえすればDOTM版は最高傑作になれるのになぁ、顔以外は。


可動は初代に比べると、格段に向上しました。首ボールジョイントで斜め向き可能、肩、脇、上腕ロール軸、手首傾けのみ可、股関節、膝と、
この時点でムービーサイドスワイプには上腕ロール軸があったのですね。


ただ膝関節に問題があり、その可動範囲が極端に狭いです。左画像が曲げた時の限界、
右画像が伸ばした時の限界です。大して変わらないでしょ?つまり、膝を大きく曲げる事が
出来ないのです。この膝関節は変形に使うと割り切った方がいいかと…これもまたSAサイド
スワイプの大きな欠点。


足首に注目。
初代は散々足首が問題視されていましたが、こちらもこの時点でしっかり自立出来る様に改良されていました。
が、DOTM版と違い足首をタイヤモードには出来ません。


腰の軟質チューブ、これも不評を買っていたものではありますが、SAサイドスワイプにはまだ残ってますね。


武器はハンドブラスター、トランスフォーマーには珍しい小型ハンドガンです。造型もしっかりしていてかっこいいのです
が、グリップが従来の5ミリジョイントでは無いのが特徴。よって、手が握り拳のTFには装備できません。


ふと思い立ち、DOTM版に持たせてみた所、保持は出来ますが真っ直ぐ構えられません。惜しい。


逆に、メックテックウェポンはSA版にはしっかり持たせられます。これは意外だった。


腰にホルスターがあり、未使用時にはハンドブラスターをここに付けることができます。撮影中に気付きましたが、
太腿のディテールがなんとなくホルスターっぽい。


ビークルモードは毎度お馴染みシボレー・コルベット スティングレイ。
でも今回は変形シークエンスの一新により、ボンネットが罅割れみたいな分割線だらけになってます。
これが美観を損ねているのは否めませんね。


初代と比較して見ると、やっぱりビークルモードの完成度では初代に軍配が上がります。
分割線以外で見て見ると、窓ガラスに使われているクリアパーツがブルーから暗いレッド
に変更されています。


続いてDOTM版とも比較…塗装やガワの噛みあわせの悪さが原因で、ビークルモード
ではSA版の方がいくらかマシ。


ビークルモードでも、先程のハンドブラスターを展開することが出来ます。ただ、展開するにはあちこちのガワのロックを
外し展開しなければならないので、実質変形するのに近い手間が掛かります。


変形シークエンス…上画像のハンドブラスター状態から始めます。ボンネット、ドア、ルーフ部のロックを外し、それぞれを展開して
いきます。こんな変形してるんだから、そりゃボンネットも分割線だらけになるわ。


ハンドブラスターを外し…邪魔なので外した方が変形させやすいです。そして後輪部を、付け根から前方に180度回転
させ下画像の状態にします。この辺りは、トップスピンにも見られた処理ですね。


タイヤ部の爪先&踵を展開し、ロボットモードの脚部を形成します。


真っ直ぐになっている部分を曲げ、ロボットモードの膝にします。この画像を見ても、太腿に
ホルスター状ディテールが施されているのが分かります


下半身が出来たので直立…。
腰の部分にビークルのボンネット中央があるのがお分かりでしょうか?ここにボンネットが来るのって珍しいです。


画像の様に、車体後部を回転させ前後反転させます。ここがSAサイドスワイプ最大の難所。


回転させきると、中央にロボット頭部が出てきます。ここが非常にタイトで、回転させる際に硬いわロボット額がガワに引っかかって
必ず塗装が剥がれるわ…ここはもう少し何とかならなかったのでしょうか?


次に、裏返った車体後部中央にあるロボット胸部パーツ(画像の上中央)を、前方に90度起こします。


ここからが面白くて、フロントガラスを後ろに倒しつつ、車体後部を前方に倒して行きます。


そのまま折り曲げていき、今度は先程触れたビークルボンネット中央部も前方に倒して行きます。


ちょうど上から押しつぶすようにパーツが移動していき、最終的にはボンネット中央部は完全に見えなくなり、フロントガラスは車体後部が
被さる形になります。この折り畳み変形には本当に驚かされました。


ボンネット部を真下に倒し、頭部を引き出し、サイドドアを定位置に配置します。


ボンネットのグリル部を移動させ、それと同時に手首を引き出し本体の変形完了です。


最後に、ハンドブラスターを装備させましょう。こうしてみると、初代とは完全に別物の変形をしています。
それも、非常に面白い玄人好みな。


総評としては、これ発売当時にスルーすべきじゃなかったなー?と思い返すくらいの出来栄えです。膝関節や額の塗装剥がれ、そして車体後部の変形させにくさは
大きな欠点ですが、他の長所がかっこよすぎる!このテキストを書いている時点では最新作のDOTM版が塗装で残念な出来、そして映画第三作目本編でも、シル
バー塗装や武器がハンドガンである辺りが、DOTM版よりもこちらの方が劇中に近いんです。ただ、ビークルモードはオープンカー仕様じゃないのでちょっと食い違い
ますが…。もし手に入るようなら、DOTM版と一緒にどうぞ。マジでかっこいいですよ?


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