大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

ダーク オブ ザ ムーン ④

2011年05月30日 08時36分14秒 | ムービーTF DOTM

今回ご紹介するのは、オートボット“トップスピン”。
細身のボディに、ムービーTFにしては珍しい銃器を備えたバックパックに身を固めたキャラです。これだけ分かりやすいデザインは珍しいですね。


ご尊顔拝見…ドレッドヘアに出っ歯ににやけ顔に見えます。
なんとなくイメージ的に“イエーッ!ファーザー・トップスピンと呼んでくれ!今日もハートがホットだぜメーン!”みたいな、
無駄にヒップホップな口調で話しそうな顔つき。

相棒のロードバスターと一緒にオートボット兵器開発部門“レッカーズ”に所属するキャラで、カード裏には“開発技術力
はディセプティコン異常である。トップスピンは武装強化とスピードアップの改造を自らに施している。”だそうです。
ああ、だからあんなに武装を固めてるんだ。するってーと、こう見えてこいつ技術屋なのかぁ。


可動は非常に優秀で、首が二重関節、肩ボールジョイント、上腕ロール軸、肘可動、腰ロール軸、股関節ボールジョイ
ント、膝、足首ボールジョイント。股関節がボールジョイントなので充分代用できますが、足にロール軸が無いのが少し
残念かな。


腕のピンチャーアームは、若干ながら開閉可能。でもこの程度の開閉なら、忘れても特に問題は無いかも。それと
よく見ると、根元にちゃんとした拳が有ります。ぶっちゃけた話、こんなピンチャーアームよりも武器を保持出来る拳
を付けてくれた方が良かったなぁ。


武器はヒートコンバットクロー、下腕部に直接取り付ける形の火器です。この形状を見ただけで、どんなギミックが
有るのかは大体察しが付くと思いますが…。


中央のレバーを後ろに引っ張ると、銃口が内部に引っ込み代りに左右のクローが開閉するギミックが発動します。そして、これもレバーを
離すとスプリングで勝手に戻ってしまうので、クロー状態で保持は不可能。本当、これ遊びにくいんでやめて下さい。それに、そもそもこの
ギミック自体があまり面白くないです。昔から何百回も使い古されたギミックですからねェ、流石に。


そして、背中から伸びているアームに付いたアームズパック(特にそう言う名称はありませんが、取り敢えず便宜上そう呼称させ
て頂きます)。銃器が四つ付いているだけでなく、これのお陰でトップスピンの全体的なシルエットが特徴付けられています。
銃器に目が行きがちですが、四角い出っ張った部分も銃口なのでしょうか?きっとそうでしょう。


背中からアームで連結されていて、ある程度は動かせます。


これもオフィシャル設定には有りませんが、アームズパックを前方に移動させ両手を添えて“トップスピン フルブラストフォーメーション”。
武装の充実ぶりはアイアンハイドに匹敵します。


DOTM製品は原油高の影響で小型化されているのが特徴ですが、トップスピンの場合は並のデラックスクラスとほぼ同等の身長をキープしています。
ただ、比較に背の低いトラックスを使ったのは失敗だったかなぁ…。


5ミリジョイントは下腕部、先程のヒートコンバットクローはこちらに接続します。つまり、両腕で合計二つ。


そしてアームズパックの銃器も5ミリジョイントで接続されているので、それらを外せば5ミリジョイントとして使用可能です。


外すとこんな感じに…アームズパックの銃器類は元々小さいので、そんなに変わった印象は有りません。


接続が全て5ミリジョイントなので、付け変えれば手頃にバリエーション展開が楽しめるのがトップスピンの特徴。
ただ、やっぱり銃器が小さいのでイマイチ変化に欠けます。両腕に銃が付けられるのは良いんですが。


やはり、各部に他TFの武器やメックテックウェポンを付けるのが良いかと。まぁ、トップスピン単体でも充分かっこいいんですけどね。


ビークルモードはラリーカー…の割にはあちこちキッカイな変態的魔改造がされてます。そういやトップスピンって、
銃器だけじゃ無くスピードにも拘る奴だったっけ…。


銃器を外すとこんな感じに。すっきりするだけじゃなく、車体の見るからに“改造してます”って感じのディテールが
目立つようになって、これはこれでかっこいい。ルーフとドアの5ミリジョイントは気にしない方向で一つ。
トップスピンの場合、ビークルバトルモードがデフォと考えた方がいいのか?


こちらもトラックスと比較。長さはほぼ同じですが、横幅が小さくなっているのが分かります。


こちらもメックテックウェポンで武装。確実にスピードが落ちますね。ごちゃごちゃし過ぎててなんじゃこりゃ。元々トップ
スピンは銃器類が豊富なので、ロボットモードは兎も角ビークルモードじゃあんまり武装強化しない方がいいカモ。


毎回恒例アンオフィシャルなビークルバトルモード…せっかくだからやってみました。
弄っている内にこんな感じで落ち着きましたが、空でも飛びそうな感じでかっこいいじゃないですか。やっぱりその内、
こいつのリペでトラックスが発売されるんでしょうか?あ、トラックスは元々青いか。


こちらでもメックテックウェポンフル装備…やっぱりこっちでも駄目かぁ。


一度ビークルモードに戻って変形シークエンス。ボンネットのヒートコンバットクローを外し、ボンネットのジョイントを外し
持ち上げ、車体後部を中央から二分割します。


ルーフ部とドア部の銃器を後ろに180度回転させつつ、ルーフ部を外に逃がしながら前方に移動させ、ウイング部を180度内側に折り込み
ます。これにより、ウイング部は外からは見えなくなります。


ちょっと分かりにくいですが、前輪辺りを基部に、車体を前方(画像では左方向)に180度回転させます。


裏返すとこんな状態になります。これにより、長さが倍近くなりました。


これは後輪部分ですが、ご覧の様に変形させて足を形成します。


そしてまた裏返します、これはロボットモードの股関節部ですが、中央から二分割されているこの部分をジョイントで連結します。


これは、ビークルモードのボンネット部分です。これをヒンジに沿って斜め上に逃がします。


次に、ボンネット先端に付いていたグレーのパーツを内側に折り込みます。


そして、中央ロール軸を基部に横に180度回転させます。
でもここクリアランスがタイトで、パーツが引っ掛かる中を何とか回すって感じなので、トップスピンの変形ではここが一番やりにくいです。


中央から伸びている両腕を下げて定位置に持っておきます。そして、アームズパックを中央部ヒンジに沿って下に下げます。これで大体完成しました。


頭部が奥まった位置にあるので、これを関節に沿って手前に引き出します。


最後にアームズパックを90度回転させて前方に向ければ、ロボット本体の変形は終わりです。


ヒートコンバットクローを付けて変形完了。
こうして見ると、変形シークエンスはアニメイテッド版ロックダウンを発展させたような感じですね。


総評としては、五月に発売されたデラックスクラスの中では最も好評だったこのトップスピン、それも頷ける素晴らしい出来栄え。素直で分かりやすいかっこよさ、
豊富な銃器オプション、可動、変形の手応え、アームズパックや小型銃器を使ったプレイバリューの高さ…原油高にも負けない好アイテムに仕上がりました。
惜しむらくはやや変形がやりにくい事、そしてメックテックウェポンのしょっぱさですか。前回ラチェットをダークホースと評しましたが、トップスピンは最初っから隠れ
ていない好アイテムでした。技術屋繋がりで、ラチェットと一緒にどうぞ。


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