俺とオートバイは今、兵庫にいる

2輪レースと写真が趣味のブログ
(千葉から兵庫に引っ越しました)

スカブー、横浜デビュー

2006年06月26日 01時14分50秒 | オートバイ
ちょっと話が古くなってしまったが、12日の月曜日、横浜に行って来た。昔だったら千葉から横浜まで二ケツで走るとなると、もちろん一般道をいくしか無いので、夜中ならともかく、日中はどれだけの時間がかかるか想像も付かないし、行く気にもならない。要は行くための手段としては考えの外、眼中にないといった感じだった。しかし、今は違う。高速道路の2人乗りが解禁となり、関東圏でいえば、首都高の環状線周辺が使えない事を除けばほとんどの高速道路で利用できる。ただある意味、環状線が使えないというのは目的地を考えるとかなり致命的ではあるのだが、行き先によっては回避する方法もありその方法もwebでも確認することが出来る。私の場合、千葉から西方面へ抜ける場合は東関道から首都高湾岸線を抜けて横浜線へ出れば、すべて2人乗りでOKだ。もちろんさらにその先まで行くとなると、東名等の高速道路に一般道を使ってアクセスする必要があるが、今までと比べると雲泥の差があり、タンデムによる長距離ツーリングがかなり現実的になってきたのは確かだ。

前回伊豆の松崎に行く時に、ルート的なシミュレーションを車で行っていたので、今回はその途中までを実際にオートバイで行ってみようという目論見もあった。ただ今回の目的地が横浜のみなとみらいだった事もあり、今回は羽田線は使わず、ただひたすら湾岸線をまっすぐ進み、羽田空港を経由して横浜ベイブリッジを通り、みなとみらいへ抜けたという感じ。
千葉北インターから乗り、東関道が600円、首都高700円、横浜線600円で往復3800円。電車代は2人で行くと5000円ぐらいかかるので、ガソリン代を入れてもバイクで行くメリットは経済的にも少しはある(^^;。
ただ、問題となっていた「高速の2人乗りは怖い」の件は、物理的な解決はいまだなされてないままなので今回は、制限速度を抑える事、暗くなってからは走らないこと、スライドするシートの部分をやや前に持ってくることで、なんとか怖がらせないよう画策した(^^;。

今回通るルートはほんの一部を除いて制限速度が80km/h。現実的な流れはだいたい90~100km/hといったところ。3車線の部分もかなり多いので、まあ左車線ならトロトロとトラックと共に走っていてもそれほど迷惑にはならない。この日はそれほど風も強くなく、風圧も少な目だったのも幸いした。ただ、ベイブリッジ付近はかなり道路面が高くなり風通しもいいので、その風の強さはすさまじかった。
たまたまトラックなどに周囲を囲まれるとバイクでは少々怖い思いをするが、ま、それはしょうがない。おおむね同乗者は怖がることなく、今回のタンデムツーリングは成功と言えた(^^)。あとはキタコのパッセンジャーステップとデイトナのグリップバーが揃えば鬼に金棒だ。



2006/06/12 9:16 MINOLTA AF50mm F1.4 ISO100 F8 1/60

幕張パーキングエリア。ちょっと早いがまずはここで休憩。かみさんに怖くないかどうかを確かめ、もう少し出してもいいよとの心強い返事(^^)。いつになくのんびり走るので逆に心配していたらしい。



2006/06/12 10:21 MINOLTA AF50mm F1.4 ISO100 F3.5 1/640

高速に乗って約1時間後にはベイブリッジ手前の大黒パーキングに到着。ここはかなり有名なパーキングらしいが、時間が時間なので、非常に落ち着いた普通の雰囲気。夜はかなりスゴイらしい。橋の手前にある施設なので、地上のそこにたどり着くためにかなりのループをぐるぐると走らなければならず、ループしながらさらに道がたくさん分岐・合流しているので、気をつけないととんでもない方向にいってしまいそうだ。さらにあとで気づいたのだが、ここは上り・下りが共通で、なんと折り返し通行も出来るみたいで、余計に道路が複雑なのだ(^^;。



2006/06/12 10:27 MINOLTA AF50mm F1.4 ISO100 F5 1/200

同じく大黒パーキングのバイク専用駐車場。いよいよ今度はベイブリッジを渡り、狩場線に入ってみなとみらいのインターを目指す。天気はイマイチだが、想像通り橋の上からの眺めはとても良かった(^^)。その後は二カ所の分岐を間違えずに通り、無事みなとみらいへ。目的地のランドマークに着いたのだが、バイク用の駐輪場はないとの冷たい答え。じゃあどうすりゃいいんじゃい!とは言わなかったが、進路をパシフィコ横浜にある公共駐車場へ転換。



2006/06/12 12:02 SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 18mm付近 ISO100 f14 1/500

優しい警備員さんに、ここだったら大丈夫だよ。と教えられ、素直にパシフィコ横浜沿いの歩道の駐輪場?にスカブーを停める。そこではさすが横浜。まさにビッグスクーターの博覧会状態(^^;。旧型スカブー、フォルツァ、マジェスティ等、様々なバイクが肩を並べていた。
ランドマークに来るのは10年ぶりぐらいか?その時は超高速エレベーターに乗って展望台にも登ったのだが、今回はスルー。期間限定オープンのたばこも吸えない喫茶店に来ることがかみさんの最大の目的(^^;。撮影も禁止されていたため、レポもなし(^^;。



2006/06/12 12:20 SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 50mm付近 ISO100 f11 1/25

特に意味なしカット(^^)。待つ時間が退屈だったので撮っただけ。でもここは天窓から光が差し込んでくる場所なので、少しきれいだった。



2006/06/12 12:55 SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 50mm付近 ISO100 f3.5 1/40

さて、バイクを停めたまま、新しい鉄道に乗って横浜中華街へ。そこでは一匹のネコが出迎えてくれた(^^)。



2006/06/12 12:59 SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 18mm付近 ISO100 f10 1/500

初めて来た中華街。そのあまりにも多い店の数に、どこに入ったらいいのか迷う迷う(^^;。どこに入ってもおいしそうだし、どうしよう・・・。


2006/06/12 13:22 SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 50mm付近 ISO100 f2.8 1/13

結局は豚の角煮に惹かれてあるお店に入った。口の中でとろけてしまう柔らかい角煮は絶品だった(^^)。



2006/06/12 14:21 SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 18mm付近 ISO100 f7.1 1/300

お腹もいっぱいになったし、ブラブラと散策した後、再びみなとみらいへ向かう。


2006/06/12 14:57 SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 18mm付近 ISO400 f9 1/500

ここがパシフィコ横浜の警備員さんに案内された駐輪場?見た目はほとんど歩道なのだが、この通路の半分がちょうど色が変わっていてバイクを停めても確実な通路が確保できているというわけだ。



2006/06/12 17:16 MINOLTA AF50mm F1.4 ISO400 F4 1/800

そういうわけで、この後、南海部品のある場所へ向かうために横浜から鎌倉方面に足を伸ばし、このヘルメットを買うことになったわけだ(^^)。

パラボラアンテナ

2006年06月19日 22時46分58秒 | その他
先日伊豆から帰った翌日の早朝に私が楽しみにしているMotoGPの予選の放送があるので、予約をしておこうと前日の夜中に俺はスカパーの電源を入れてチャンネル309のG+に合わせた。合わせたのだが、画面には「受信できません」の非情な文字が・・・。最近受信状態が悪いことは分かっていたのだが、チャンネルによっては映っていた。特に309はちゃんと映っていたのでまあいいか、と思っていたのだ。確かに外は曇っているが雨が降っているわけではないのであらためて外を見たのだが、やはりこれじゃ受信できないよなあと、あらためてその光景をみて感じた。


2006/06/19 14:13 SIGMA AF28mmF1.8 ASPHERICAL ISO100 f10 1/30

俺の住まいは集合住宅の1F。住む時に3Fも選べたのだが、階段を上るのがめんどくさいのと、家賃の安さにひかれて1Fにしてしまった。ベランダ側は道路に面しており、丸見えでは困るので木がたくさん植えてある訳だが、この時期その木の生長具合が激しく、俺のパラボラから大事なソラをどんどん奪ってしまっていたわけだ(^^;。写真で見えるパラボラはBSデジタル用。本来ならばこの左横にスカパーのアンテナをつけていたのだがこれは撤去した後。映らないならしょうがないので他の取り付け位置を検討するしかない。しかしどう考えてもいい場所はなく、名案は浮かばず、とりあえず向きの調整だけで何とかならないか夜中にカチャカチャやっていたのだが、受信レベルはゼロのまま。これ以上やっていたら警察に通報されるかも・・・、と思ったのでとりあえず寝ることに。
翌日、放送前に起きて、思い切って根本的な取り付け位置を引っ越すことに決める。ベランダの右端から一番左端へ。幸い角部屋なので木からオフセットした位置に設置できる。なぜ最初からこの位置にしないかというと、ここだと外の敷地内の誰でも通れる通路から触れる場所だからなのだ・・・。だが背に腹は替えられない!



2006/06/19 14:14 SIGMA AF28mmF1.8 ASPHERICAL ISO100 f10 1/300

アンテナの設置は幾度と無くやっているのでそれほど手間取るはずは無いのだが、アンテナレベルが上がったのを確認して放送チャンネルに合わせてもなぜか映らない。もう一度向きを調整して再びチャンネルを合わせても何故か映らない?だんだん気が立ってきた(^^;のだが、気を落ち着けてもう一度やってみたらやっと映った・・・。このチューナーもそろそろ10年ぐらいたっているので、そろそろ厳しいのかもしれない・・・。でも今さらスカパーのチューナー買うのも、気が進まない。手間取ったおかげで放送開始時間を大幅に過ぎてしまい、もう予選終了10分前だった。

ちなみに上の写真、BSアンテナはそのままでしっかりと映っている。電波の種類と衛星の場所が違うのだからと言ってしまえばそれまでだが、やはりBSの電波はたくましい(^^)。

スカブーとヘルメット

2006年06月15日 01時49分09秒 | オートバイ
決してJIRAFさんやchibiokaさんの真似をしたわけではない(^^;。
影響は少なからずあるのだが、俺は以前からオープンフェイスのメットが欲しいと思っていた。いろんなタイプを試着しながら品を替え、店を変え見当してきたのだが、とうとう買ってしまった(^^;。


2006/06/12 17:15 MINOLTA AF50mmF1.4 ISO400 f4 1/1250

AraiのSZ-RAMⅢ。横浜に来たついでに、南海部品の横浜店に立ち寄り、そこで見たものはカタログに載っていないラメの入ったホワイトの特別色!それまではマットシルバーに的を絞っていたはずが、この色を見たとたん一目惚れ(^^;。

オートバイに乗り始めてウン十年・・・。初めてかぶったフルフェイス以外のヘルメット。眼前に広がるその視界の広さに違和感も感じつつ感動(^^)。ああ、これでメットをかぶったままジュースも飲める、たばこも吸える、写真も撮れる(^^;。

スカブーのリコール その後

2006年06月10日 00時49分28秒 | オートバイ
リコール交換後のイグニッションはみんなどうなのだろう?


2006/05/19 16:04 MINOLTA AF50mmF1.4 ISO100 f8 1/30

俺の場合は正直に言うと、交換前とほとんど変わらない。悪くなっているわけではないが、良くもなっていない。相変わらずなのだ。交換直後の記事では少し感度が良くなったと書いたはずだが、あれから何度も乗っているが、よくよく考えたらそうでもない(^^;。要はある程度バイクを離れたらちゃんとハザードが点滅して施錠をさせたいと思っていても、結局30秒ぐらい待たないとハザードが点かないというケースは非常に多い。スカブー自身が発信器の電波が無いよ~と感じるアルゴリズムに欠陥があるというか、判断能力に欠けているとしかいいようがない。だからそのハザードが点くまでスカブーを振り返りながら見守らないと、バイクが見えない所には怖くて行けない状態なのだ。これじゃリコール交換前と全然変わらないので、なんとかして欲しい。と思いつつ、バイク屋に伝えるのがめんどくさいのでまだなのだが。車のリモコンロックみたいにボタンを押したら即施錠になるというのが1番だなあと思うんだがそれは致し方ない(^^;。
とりあえず、だが、俺のスカブーの場合においては、唯一自分で解決できる方法を発見した。全部のスカブーに当てはまるかどうかは微妙だが、おそらくほとんどこの方法で即施錠出来るはずだ。



2006/05/19 16:00 MINOLTA AF50mmF1.4 ISO100 f2.4 1/3000

携帯する発信器には動作モードと休止モードがあり、長押しすることによって光る「青」と「赤」で判別する。エンジンを停止する前に発信器を休止モードにしてからすぐにロックまで持っていく。もしくは停止した後であれば、最後ロックする直前に同様に発信器を休止モードにして一度イグニッションをオンにしてからロックへ持っていく。そうすればすぐにハザードが点くはずだ。つまりさすがにイグニッションをONからOFFにする時はさすがにスカブーも、「鍵」となる電波は確認するだろうということだ。その時に発信器の電波を感じることが出来なければ、すぐにスカブーは施錠するのではと想像したら、まさにその通りだった(^^)。
ちょっと面倒なのだが、こうすることで自分の意志で施錠が出来るので安心感がある。無論、バイクを止めたあと、カバーをかけたり、カギをかけたりする場合は自然と30秒以上たってしまうので、わざわざこんな事する必要はない。ただ、ちょっとコンビニに寄りたい時等、ハンドルロックのみでバイクを離れる時などはこれをやる価値はあると思う。



2006/05/21 11:55 MINOLTA AF50mmF1.4 ISO100 f5.6 1/750

・・・発信器の電波の届く範囲をもう少し狭める(弱める)。そうすればいいような気もするが、現状では発信器を持っていてもイグニッションが反応しないこともあり、まだまだスズキがこのシステムを十分に検証しないまま量産車に出してきた疑いを持ってしまう。見かけは非常にかっこいいのだが、実際の運用はあまりにもスムーズさにかけてしまう・・・。


これってイグニッションをオンにする時と施錠する時だけに通信と認証を行っているのだろうか?あれ、それとも始動の時も発信器の電波の「鍵」がなければプラグに火を飛ばさないようになっていたっけ、どこか説明書に書いてあったような(^^;ま、とりあえずもう少し説明書を読んでみて検証してみよう・・・。

今日は一日雨で、バイクのカバーも取っていないのだ・・・。

スカブー、1000km点検

2006年06月03日 01時47分39秒 | オートバイ
今日のはただの写真日記になるかも(^^;。


2006/06/02 12:03 PANASONIC DMC-FZ10-K 36mm付近 ISO50 f4 1/500

不在連絡表が入っていたので、とりあえずは郵便局に受け取りに。別にこんなところで写真撮らなくてもいいのだが、暇だったので(^^;。



2006/06/02 13:05 PANASONIC DMC-FZ10-K 36mm付近 ISO50 f2.8 1/13

今日はかみさんの誕生日だったので、お祝いに彼女の好きなバイキングへ(^^;。
別にお祝い事でなくてもここにはしょっちゅう来るのだが・・・。実はここは俺もかみさんも認めるピカイチのバイキングレストラン。ファミールダイニングといって、ヨーカドー四街道店の中にある。平日のランチタイムで¥1480もするから、決して安くはないのだが、和食中心のメニューで、その味も文句なしなので、もう何度来たことか。このバイキング形式のファミールはまだそれほど広がりを見せていないようで、ちょっともったいない。いいと思うんだけどなあ。分かっている人は分かっているので、ここはいつもお客さんで賑わっているのだ。

近くのユニクロとここで買い物を済ませ、いよいよスカブーの点検をしにバイク屋へ。



2006/06/02 15:29 PANASONIC DMC-FZ10-K 51mm付近 ISO50 f2.8 1/4

おおっ!白が入荷してる!なんてカッコいいんだ(^^)。やっぱり白もいいよなあ。この間赤は売れたようなので、現在この店には3色のスカブーを見ることが出来る。なかなか贅沢な眺めだ。毎日の気分で乗る色が選べたら最高だ(^^;。

1000km点検は30分もかからずに終了。特に異常はなし。オイルはリザーブシステムなので無料。でもフィルター交換は実費を取られた。そうか、これまでは無料じゃなかったのか(^^;。そりゃそうか。最初のオイル交換はフィルター替えるのが普通だから、と思っていたのだが、確かに替えなくてもたぶんバイクは走るんだろうし・・・。オイルチェンジの警告デフォルトが6000kmになっているので、説明書を読みながら3000kmに再設定した。



2006/06/02 15:36 PANASONIC DMC-FZ10-K 132mm付近 ISO50 f4 1/125

とうとう値札が付いていた。21万・・・。ちょっと高いんじゃないか(^^;。買う人いるかなあ。



2006/06/02 16:33 PANASONIC DMC-FZ10-K 41mm付近 ISO50 f2.8 1/100

そういうわけで、とうとう大好きなお風呂にやってきた(^^)。
ここは一番気に入っている自宅からわりと近い温泉。千葉ニュータウン(略してチバニュー(^^; )にあり、一回600円ぐらいなので気軽に来れる。サウナももちろんあるし、露天風呂もバリエーションがたくさんあって楽しめる。

風呂上がりの後も、ウロウロ買い物や晩飯を食ったりしたので結局帰りは9時を過ぎてしまった。一応すべて近場のはずなのだが、1ヶ所1ヶ所がかなり離れていて効率が悪く、結局今日だけでも70kmぐらい走ってしまった。

現在の累計走行距離、約1130km。トータルでの平均燃費は30km/Lといったところ。
バイク的にはもういつでも高速全開OK(^^;。そろそろ松崎に行きたいところだが、今のままだと、ソロツーリングになりそう。

新型スカイウェイブにおける2人乗りの考察

2006年06月02日 03時46分17秒 | オートバイ

2006/05/29 10:16 PANASONIC DMC-FZ10-K 59mm付近 ISO50 f3.3 1/160


結論から先に言うと、今回のスカブーによる、初めてのタンデム300kmツーリングはいろんな意味で失敗に終わった。


オートバイにおける2人乗り。それは乗用車に運転席と助手席に2人で乗るのとはかなり意味合いが違う。乗用車の場合、まあ一人で乗ろうが2人で乗ろうがそれほど操縦性が変わるわけではないし(4人乗れば話は別だが)、車の場合は全くの赤の他人でも乗るケースが出てくる(タクシー等)。オートバイはその軽やかな性能を発揮させるためには本来は一人で乗るべきものかもしれない。生身の馬もそうだ。しかしその馬でさえ2人乗りは存在したし、またオートバイも日常的に2人乗りは行われており、若い頃はその行為自体に心ときめいたものだ。

まず以前に乗っていたRZとの大きな違いはもちろんそのAT。そしてその広い着座面。2人の乗るシートの大きな段差。ホイールベース。タイヤサイズ。細かい所を上げていくときりがない。RZで一日300km程度のツーリングには何度か出た事があるのだが、これがなかなか体力を消耗する。最初の内は何でもなかったギヤとクラッチの操作も後半はグダグタになってくる。座っているそのお尻はジンジンと痛くなる。気温にもよるがその受ける風によっては体温を奪いさらに疲労度を増す。これで雨でも降ろうものなら悲惨な状況となるのだ。あとうちのタンデムの場合、かみさんが後ろでしがみついてる状況だったので体重がもろに俺にかかってくる。さらにそのかみさんが居眠り状態に陥るとさらに重さが増して俺自身の厳しさも増してくるのだ・・・。


2006/05/29 17:00 SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 18mm付近 ISO100 f11 1/500

ま、そんないろいろな経験をふまえた上で、俺はスカブーを選んだ。スカブーの大きさや取り回しの事も考えた上で、いろんな場面で最高のパートナーになってくれるのではないかという大きな期待を込めて、俺はスカブーにした。

今回の野島崎タンデムツーリングで分かったこと、もちろん今までの俺にとって300kmのタンデム走行は実は初めてのことなのだが、走行後の疲労感は恐ろしく少なかった。RZはもちろん前傾姿勢で多少腰も痛くなるのだが、スカブーはそれがない。むしろ足を前に投げ出してお尻に体重がすべてかかっている分、かなりケツが痛くなるのでは?という危惧も無用だった。これもシートの程良い固さと幅広いその着座面のおかげかもしれない。とりあえずは持病の腰痛も悪化傾向はなし。いちいちギヤを変える必要もなく、程良くトルクがあるので加速したい時のストレスもそれほど無い。これも長距離では意外と少しずつ効いてくる。あとタンデムでも燃費は30km/L近くいくことも分かり、その経済性は車の比ではない。

スカブーの場合、運転手と同乗者には少し間隔があり、しかも大きな段差があるので、これも俺の疲労度を軽減するのにかなりの作用を及ぼしている。つまり同乗者は俺にしがみつけないので、今回のスカブーの場合、俺の肩に両手を置いてそこだけでつかまっている感じなのだ。よくよく考えてみればそれは同乗者にとっては負担が増していると分かりそうなものだが、今回のツーリングが終わるまでなかなか気づけなかった。足はステップにしっかりとつけないし、クラブバーにはしっかりと手が届かない。これはかみさんの小柄な体格による特有のものかもしれないが、同乗者がいかに負担を少なく乗れるかをもっと考える必要がありそうなのだ。事実、このツーリングの後にこの同乗者は腕と内股に筋肉痛を訴えていた(^^;。


2006/05/29 17:13 SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 18mm付近 ISO100 f11 1/800

実は今までバイクの後ろに乗って、怖いなんて一言も言ったことがないかみさんが、今回高速に乗った時、初めて「怖い」と言った・・・。そうなのだ。高速での2人乗りが解禁となり、今までにないスピードを同乗者は体験することになる。車の助手席とはビリオンシートは訳が違うのだ。盲点だった。

今回はただの有料道路だったので、それほどのスピードじゃない。こんな調子ではとても東名等の100km制限の高速は絶対に無理だ。バイクで高速に乗ったことがある人は分かると思うが、80~90kmぐらいからそれまでにない自分にかかる風圧を感じ始める。これもかみさんには効いたようで、もう高速にはスカブーで乗りたくはないそうだ・・・。高速2人乗り解禁。今回スカブーを買ったのもこれが一つのきっかけだったのだが、心の片隅にあった心配がいきなり現実となり少し戸惑っている。

ま、高速に乗らなきゃなんとかなるんだろうけど(^^;。
どちらにしても少しでも後部シートに乗る人間の負担を軽くするためにも「シーシーバー」は必要なようだ。純正品はどうも踏み切れないものがあるので、社外品に期待しよう。デイトナで市販が予定されているものがまあまあ良さそうだ。

スカブー、房総めぐり

2006年06月01日 00時18分39秒 | オートバイ
先週の日曜日に引き続き、29日の月曜日にはタンデムによるツーリングに出かけた。2人の休みと天気がなかなかかみ合わず、ようやく日帰りでなんとか出かけられるタイミングとなったのだ。
今回の主な目的はスカブーによるタンデムツーリング。それは果たしてどうなのか?あと一つは、スカブーの走行距離を1000km近くまで持っていくこと。

朝、目が覚めたらもう8時を回っており、急いで準備。なんとか9時前には出発。四街道あたりから斜めに茂原方面に向かい、そこから勝浦で海岸線に出て、とりあえずの最初の目的地、鴨川シーワールドへやってきた(^^;。ここまでの距離が約100kmあり、到着したのはすでに12時を回っていた。



2006/05/29 10:15 PANASONIC DMC-FZ10-K 215mm付近 ISO50 f2.8 1/100

途中少し道に迷いつつ、スカブーで初めての有料道路、千葉外房道路を走った!
これはその途中の大野休憩所での一コマ。



2006/05/29 12:55 SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 18mm付近 ISO100 f5.6 1/1250

ここに来るのはかなり久しぶりなのだが、さすがにバイクで来るのは初めて。最初に来た時ほどの感動はさすがに薄れてしまったが、ここで見られるある動物は本当に迫力があっていい。最近その赤ちゃんが生まれたらしく、平日にもかかわらず駐車場は満車の看板が出ていて驚いた。みんなこんな遠い場所によく来るよなあ。

ま、わりとどこの水族館でも見られるイルカのショー。それでも見ているとついつい笑みがこぼれる(^^;。




2006/05/29 13:13 SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 50mm付近 ISO100 f5.6 1/10

大好きなペンギン。そのあいくるしいたたずまいは抱きしめたくなるほど。特にその歩き方が憎めないんだよなあ。




2006/05/29 14:57 SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 18mm付近 ISO100 f9 1/160

ペリカンのお散歩。出来ればペンギンのお散歩が見たかったがこれはこれでなかなか愛嬌があって面白い。





2006/05/29 15:15 SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 50mm付近 ISO100 f6.3 1/300

なんといってもここの目玉はこのシャチだろう。一番大きなもので4tあるそうで、その一番大きな奴が一番元気が良くて飛び跳ねるとすさまじい水しぶきを上げる。




2006/05/29 15:03 PANASONIC DMC-FZ10-K

近くで見るそのシャチの巨大さはほんとにスゴイ。
その巨大なシャチがちゃんと芸をするからなかなかカワイイ。




2006/05/29 16:59 SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 18mm付近 ISO100 f6.3 1/80

結局シーワールドに3時間以上ほど滞在し、ようやく最終目的地を目指せることになった。鴨川を3時半ごろ出発。外房の海岸線をひたすら南下し、房総半島の最南端、野島崎に着いたのは夕方の5時になってしまった。




2006/05/29 17:01 SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 50mm付近 ISO100 f5 1/1250

今日一日あまりすぐれない空模様だったのだが、ここに来て少しだけ太陽が顔を覗かせてくれて、写真を撮るにはなかなかいい感じになってきた(^^)。




2006/05/29 17:10 SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 18mm付近 ISO100 f11 1/640

ここはちょうど地形的にポッコリ飛び出した感じになっており、東も西も海が見えるロケーション。つまりサンライズとサンセットが同じ場所で楽しめるという訳だが、同じ日に朝から晩までここにいるっちゅうのも芸がない話だ(^^;。




2006/05/29 17:13 SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 35mm付近 ISO100 f11 1/200

犬吠埼のそれとは少し小振りの灯台。そのすぐ横にはそれより高いレーダーのような設備が。気象レーダーかな?


2006/05/29 17:15 SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC 18mm付近 ISO100 f11 1/30

おお、南総里見八犬伝の里見公がこの地に降り立ったとの記念碑が。
偶然にこういう物に出会えるとちょっと嬉しくなる(^^)。

実は今日の昼飯はシーワールドのレストランでバイキングを食べたのだが、これがまだ恐ろしくまずかった・・・。とても腹一杯にはできなかったので、野島崎から近くのレストランでちょっと早い夕食をとることに。ここはまあまあおいしかったのだが、まあ感動するほどでも無かったので割愛(^^;。




2006/05/29 20:49 PANASONIC DMC-FZ10-K 46mm付近 ISO200 f2.8 1/8

と言うわけでようやく帰路につくがまだまだここから距離が長い。なんせ最南端まで来ているのでとりあえずは館山に向かう。その前に州崎という小さな岬に向かうものの、行ってみたらなんだかよく分からない場所だったので、特に見ることもせず、そのまま館山に。ここは房総フラワーラインといってとても眺めのいい快適な道らしいのだが、もう日が暮れて暗くなってきていたので、そんないい気分にもなれなかった。

帰りは富津館山道路に乗り、その後は127号の内房なぎさラインを走って木更津から16号に出てひたすら北上。なんとか館山から2時間程度で自宅に着いた。

房総めぐり、とは言ってもシーワールドに行った以外はただ距離を走ったという感じでそれほど実りのあるツーリングではなかったような気がする。でも千葉に来てからとりあえずは房総の南端部分には行ってみたいと思っていたので、そういう意味では満足感のある旅となった、気がする(^^;。

エンジンの回転も最高7500まで回し、どれぐらいスピードが出るのか。そしてまだまだ余力があるなあということも分かった。でも対向2車線の有料道路なのにそれでもあっという間に後続車にピッタリ後につけられるのはどういう事だ(^^;。これ以上は回したくなかったので狭い道路でおそるおそる道を譲ったが・・・。

問題はタンデムでの走行がどうだったのか。書くと長くなるので次の機会に。

今回の走行距離は約300km。初タンデムにはちょっと長すぎたのかもしれない。

累計走行距離は約940kmとなったので、次のお休みは1000km点検に行こう。