かつて芥川賞作家の赤瀬川原平は,60歳で著した『老人力』で老いることのプラス思考を世に問い,ベストセラーとなった。あれから20年,これからは加齢を受け入れ,年齢に「抗わない」生き方で,“老い”とは戦わずに共存していくという意識のもとに生活していくという生き方が自然ではあるまいか。
>>>年齢に「抗わない」生き様
出典:5/18(金) ORICON NEWS https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180517-00000353-oric-ent
◆年齢に「抗わない」生き様の実践者--
ジュリー”こと沢田研二は,年齢に「抗わない」生き方を体現した代表的なタレント。かつては男性ながら“美しい”という形容詞がハマった人気歌手だったが,いまは,太ることも,髪が薄くなったことも隠さずありのままの姿で活動している
ジュリー沢田研二、丸刈りでデビュー50周年ライブツアーでシングル50曲熱唱!3500人熱狂
吉田栄作の“しょぼくれた”教授役を演じネットで話題に
ドラマ『未解決の女』(テレビ朝日系)第三話が5月3日に放送され,俳優・吉田栄作が“しょぼくれた”教授役を演じネットで話題となった。ネットでは,「未解決の女見たけど,吉田栄作マジよかった。変人で,ちょっと枯れた感じの教授役」,「くたびれた初老の教授を演じる吉田栄作さんがとても良いね。ひとり残された教授の胸の痛さに泣いてしまった」,「地味な大学教授の吉田栄作カッコイイ。渋い」といった声が続出。
ファッションアイコンとして一時代を牽引した過去の栄光にしがみつかず,老いからくる“哀愁”や“儚さ”を演技で表現する吉田の姿勢に,「役者魂」を感じるとの,ネットユーザーの声。
老人力 全一冊 (ちくま文庫) 赤瀬川原平著 | |
老人力とは何か?物忘れ、繰り言、ため息等、従来ぼけ、ヨイヨイ、耄碌として忌避されてきた現象に潜むとされる未知の力。20世紀末に発見され、日本中に賞賛と感動と勘違いを巻きおこし、国民を脱力させた恐るべき力。あの笑えて深い名著が正続2冊あわせて文庫に。 |
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筑摩書房刊 kindel版648円 / 文庫734円 |
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