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「酢」,鹿児島県の消費量で断トツ1位--さすが黒酢の地元

2012-09-30 01:21:12 | 鹿児島県

 総務省「平成21年 全国消費実態調査」http://www.stat.go.jp/data/zensho/2009/index.htmによれば、鹿児島県の「酢」の世帯支出は全国平均の1.8倍で都道府県別でダントツの第1位。なお,鹿児島で酢と言えば,「黒酢」。

 県中央部の鹿児島湾に面する霧島市福山町の黒酢の歴史は,江戸時代後期の1800年ごろにさかのぼる。当時,重要な商業地であった福山町は黒酢の原料となる良質な米ときれいな湧き水,そして温暖な気候に恵まれていた。この黒酢づくりに適した土地柄に着目した商人竹之下松兵衛により黒酢造りが始められたと伝えられている。なお,山川(鹿児島県揖宿郡)や日置(鹿児島県日置郡)の杜氏が伝えたとも中国大陸から伝わったという説もある。

 この良質な酢は、暑い鹿児島で夏バテを防ぐために、地元でに好まれていたという。近隣の山ヶ野金山(やまがのきんざん)には最盛期で2万人近くの鉱夫がおり、彼らの疲労回復のために配給されたことからも広まったともいわれている。

 ちなみに酢の他にも,鹿児島県は,「しょう油」が全国4位、「砂糖」が全国5位と、調味料への支出は全般的に高めである。

◆平成21年全国消費実態調査
 「全国消費実態調査」は、世帯を対象として、家計の収入・支出及び貯蓄・負債、耐久消費財、住宅・宅地などの家計資産を5年ごとに総合的に調査している。調査結果は、全国及び地域別、世帯属性別に世帯の消費・所得・資産に係る水準、構造、分布などの実態を把握することにより、税制・年金・福祉政策の検討などの基礎資料として利用されているほか、地方公共団体、民間の会社、研究所あるいは労働組合などでも幅広く利用されている。また、ジニ係数など所得の分布を表わす指標についても提供している。

▼山ヶ野金山 空港から車で約35分(霧島市横川町上ノ)
 山ヶ野金山の歴史は,寛永17(1640)年,宮之城領主・島津久通が夢のお告げによって発見したことに始まる。最盛期には約2万人の鉱夫が働き,あまりの産金量の多さに幕府から採掘の停止を命じられるほどであった。

 江戸時代を通じて藩の重要産業であり,明治時代に入るとフランス人技師による鉱山の近代化が図られ,明治40年には現隼人町水天淵に金山専用の発電所が建設されるなど産金量の拡大が図られた。現在も稼動している菱刈鉱山は,佐渡金山に次ぐ産出量である。

◇菱刈鉱山
 
菱刈鉱山 (鹿児島県伊佐市菱刈前目3844)は、1985年の出鉱開始以来194.1トン(2011年12月末現在)の金を産出した。菱刈鉱山の鉱石1トン中に含まれる平均金量が約40グラムという高品位(世界の主要金鉱山の平均品位は約3~5グラム)であり,現在も1年間に7.5トンの金を産出している。今日では商業規模で操業が行われている国内の金属鉱山は、菱刈が唯一の存在となっている。



  出典:http://www.smm.co.jp/corp_info/domestic/hishikari/kyoten.html

 

 
     
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