アラフィフ

折に触れて思うこと、雑多に書き溜めたいと思います。

お初物

2005-05-29 | わたし
4月から発足されたサークル(娘の学校)“手作り倶楽部”に参加した。(というか、せざるおえなくて・・・)
私の家庭科歴をさかのぼると・・・。
中学時代、裁縫が得意なばぁばは私のダミーで、私の代わりに作業したがった。パジャマを作った時はほとんどがばぁば作だった。学校では先生を騙すのに苦労した。本当に先生を騙せたのか?だが私を大学は家政科に入れろ!とばぁばに勧めた所をみると、通せたのかもしれない。
子供の幼稚園バックや体操着袋は自作した。その時、裁縫は嫌いじゃないと思った。けれど、進んでやろうとは・・・。 現在に至る。
そんな苦い経験を娘にはさせまい!と思っていたのだが、これがまた隔世遺伝で、娘は器用である。 ビーズなど大好きで、ストラップやマスコットを作りよくプレゼントしている。
そのビーズを、私が挑戦した!指輪作りスタート~~。
「テグスを両手に持って・・・。」と先生。
(テグスってなんだよ)
かいたことない手のひらからじわじわ汗が。 緊張~~。この緊張感久しぶりに味わう。
40を過ぎて初めてスノボーのスクールに入ったとき体感した、あの緊張以来だ!
転んでばかりいる私に「おばちゃん頑張って!」と同じスクールに入ったこどもに励まされた、悲しい思い出以来・・・。あの時も毛穴全開で、掻いた事のない所から、汗が出た。
やはり私はダメだった。冗談も言えず寡黙になる。 付いていくのに精一杯。
そのくせ先生をよく使い「これで合ってる?」とすぐ聞くおばさん!
目から鱗だ。私はシニアの方にある講師をしているが、反対の立場になり実感! 生徒さんの気持ちわかる~。これだけでも収穫。 見る目変わった。
とりあえず完成する。
喜んで子供に見せると「よくできたねぇ。」と褒められる。
「でも、ここ違ってるよ。隣に通してる
「ホントだ・・・。」
いいんだもん、それでも。 前はビーズをしている同年代の人を見てもあまり魅力を感じなかった。が、自分で作るとよくわかる。 やっぱり付けたくなるのよねぇ~自分の作品。
なんだか完璧に作りたくなった。 もう一度、同じのを作ってみよう。今度は小指用に、っと。

夫とスタバ

2005-05-26 | 家族の話
先週の土曜日、息子は野球、娘は合唱団で朝から夫と二人きり。
どっちかが用事があったりで、丸々半日以上二人だけ!って意外にない。
シーツとか買いに行かなきゃ。そういえば、夫と二人でのんびりスタバに入った事な~い。
朝食遅かったし、夫はダイエット中(太りすぎと医者に勧告される)だし、軽くスタバもいいかな。
天気も爽快!チャリで隣駅まで行くか~~。
「お昼どうすんの? 豆腐あったよねぇ、あれでいい。」
「買い物がてら、サティ行かない?で、スタバで軽く食べない?」
「・・・。」
のって来なぁ~~い。
こういう時、「いいねぇ~。」ってテンション上げてくれた事、昔はあったかなぁ?
げんなり。
「じゃぁいいよ。一人で行くから。」
「行くよぉ。」
支度して外に出たと思ったら、どうやら車を出してたらしい。
「天気もいいし、自転車で行こうと思ったんだけど。」
「・・・。」
まぁ言わなかった私も悪いんだけど、噛み合わない…。
スタバではサンドイッチとキーマカレーパンを注文した。
「パサパサ!」
(まぁ確かに)
「会社の近くにスタバはないの?」
「ビル変わったじゃない。今のビルの下にあるよ。入ったのは一、二回。」
(そんなもんか。深くは追求せず・・)
「この前銀座の松屋でね。エレベーターで後ろに乗ってたおじ様がマダムに言ってた。
「じゃぁ、スタバの一号店に行きましょう~。」って。あの裏のスタバが一号店だったんだね。」
「マックの一号店も、4丁目じゃない。」
「うん。」
なぁんか枯れた会話。
「まだのど渇いてる。」
「追加すれば。」
「食品コーナーで生茶でも買うわ。」
夫とはこんなもんである
こんなんでも、二人のひと時はあった方がいいって言えるかな~~。






「ファン・ミ」

2005-05-24 | クォンサンウssi
日曜日、生まれて初めての“ファン・ミーティング”に行った。前記したクォンサンウのファンミである。
朝から子供の野球の試合、サッカーのペルー戦もあったりで、バタバタ状態で突入~~。開演約50分前にやっとこさ到着。
まず、会場前のGood’s販売の列にビックリ(@_@) アイドル並みの厚い列。すごい!足の悪いばぁばを置いて長々並ぶわけにもいかず断念。トイレを済ませてそのまま会場へ。
入場時、チケットの半券に自分の携帯番号と氏名を書かされた。もしや生電話「年齢書いたら温情あるかな?!」と。しっかり79歳と明記していた(笑)
持ってるばぁばのカバンがどうも重いと思ったら、写真集と油性ペンも持参している!!「何かあったらねぇ~。」って、ないない!
座席は思ったより良席だったが、オペラグラスがないと分からない場所。
椅子には、ポスター&ボールペンセット&ファイル入れが置かれていた。思わぬプレゼントに感激!
着席するとすぐ、両サイドのスクリーンには「悲しき恋歌」が流れる。最後に紙飛行機を飛ばす企画があり、その2枚の紙に彼へのメッセージなどを書いているうちに、いよいよ彼の登場とあいなりました
白いジャケットに黒地に白のドット柄のシャツ、生成り色?のパンツ姿。
「ジャケット、白で正解ね!」ばぁば興奮気味。 
やはり立ち姿がとってもスマート。
(おぉ~こんなに集まったんかい!)と戸惑う、そしてはにかんだ笑顔が、私には素朴に映りました。
ズボンがちょっと・・・トータルファッションなされてないのは、スタイリストさん!どうよ~。
「お母さんに、日本でいう母の日にマンションをプレゼントした!」「お母さんの手料理はどれも美味しいので、一つ挙げられない!」 
息子に聞かせたいこの優等生の発言を。
そしていよいよ“携帯電話コーナー”に。
着信音を「天国の階段」にしといてよかった!あぁ~でもグランド(野球の)行っちゃったから、朝シャンの残り香は消えてるなぁ~と私。 あわてて口紅を塗り直す友人。 あんなBIGなスクリーンにアップが耐えられない!と友人の友。 持参の写真集も一緒に持って行く、と意気込むばぁば。
生サイン入りポラロイド撮影+ハグ=確か6名。写真集+ハグ=5名。
まぁ当たるわけなく、私たちあえなく撃沈でした
そして最後に歌のプレゼントがありました。「天国の階段」を歌い始めて、え~~途中から声が出ず(風邪気味だったようで・・・大丈夫?)歌と一緒に“ファンミ”もフェイドアウトしたのでした・・・。
ばぁばは、生クォンサンウを拝めて満足顔めでたしめでたしでした。
いただいたポスターに企画・制作が載っていましたが、フジ他日本企業は一切ノータッチでした。その事には、正直ビックリでした。(韓流では常識なのかもしれませんが?)
ファンミも初めて、韓流も初心者なのでよくわかりませんが、スミマセン、もう少し“魅せ方”に物申す!って感じです。
6,000人規模ですから、やはりスマップのバスで回るとまではいかなくとも、花道はほしいところです。それとお風邪なら、「悲しき恋歌」ギター演奏を入れるとか?日本のファンサービスと比較してしまうと、おばさんは「よろしく頼みますよ!」とプロダクションの方に言いたい。
腹黒い人達に負けないで
彼はアクのない好青年!だからこそ、いろいろな役柄に染まって、素敵に発揮されるのだと感じました。

ほしかった物

2005-05-22 | わたし
幼稚園ママの時代、子供が大きくなったら絶対ほしいと思っていたものがあった。
それは、“スポーツ式(マウンテンバイク式)自転車”。
以前住んでいたマンションのベランダからは、駐輪場が見えた。
ちょうど洗濯を干す時間帯に、マウンテンバイクに颯爽と乗って出掛けるお母さんを見送った。息子さんは小学校5、6年だったと思う。
その姿がとっても格好よく見えた。そして羨ましかった。
あ~いつか私も同じようにママチャリを脱して、あんな自転車に乗るゾ!と。
娘が小学校に入学の年、私の誕生日に夫がマイレージでプレゼントしてくれた
シルバーの自転車が届いた時は、ホント嬉しかった。
すぐ近くの公園まで走らせた。
新緑の季節、葉の輝き・薫りは、今でも忘れられない。
ただ、北陸在住時は‘自転車’は必要なかった。ほとんど車を利用するからだ。
当時名古屋から越してきた人が、ママチャリの前と後ろに子供を乗せて行く姿を見て、逆に‘スゴイ’と感激した。
子育て時代、バリバリ仕事する友人と会ったりすると「隣の芝生は青い」ってやつで、-この生活から脱け出したい-と思える感情、何度も味わった。
しかし今振り返ると、つらかった事って案外忘れちゃってる。
その時代の境遇とちゃんと向き合って、自分も子供と共に楽しい事を見つける。これが大事。
だんだん子離れ、親離れの年代になった今、そう思う。

娘からの影響

2005-05-19 | 家族の話
娘は“ピンク好き”女である。一緒に洋服を買いに行くと、手に取るのはピンク、ピンク、ピンク色。その様子を見ると、少し胸がキュンとする。
二つ上の兄のお古を着る事が多かった娘。プラス、兄ともだちの裕くんのお古も。ブルー系の男の子っぽい服、American系の服ばかり。娘のために買った服も、ピンクのフリフリはまず無かった。私が嫌いだったから。
赤はあっても、ピンク色はめったに買わなかった。
小学校の高学年から、兄のお古は絶対着なくなった。山登りのカーゴパンツでも嫌がった。
幼少時代の反動ってやつだね。
私の服選びでもピンクは絶対選ばなかった。図体がデカイので、可愛らしいデザインや色は似合わないと思うから。
しかしこれが不思議なもので、今、いつのまにかピンクを選ぶ自分がいるのだ。
今年買った財布は、ピンクのラインが入っている。先日買ったTシャツの色は、濃いピンク色。無意識に、可愛いってピンクの色物を思う自分がいる。ホント娘に影響を受けている。こだわりの強い私には、かなりの変異!
昔、ある彼に言われた事を想い出す。
「もっと、明るい服を着たほうがいいよ。」
親子で、林家ぺー・パーだけにはならないように、っと。(爆)


缶に入った飴玉

2005-05-15 | 食べ物・飲み物
子供の頃、初めて味わう外国の味って思ったのが、“CHARMS”のキャンディだった。黒地にその飴玉がカラフルに描かれていた平べったい缶に入っていた。食べたことのないちょっとくせのある甘みが、異国の味に感じた。
もうひとつ、買ってもらって嬉しかったのが“榮太郎の飴”だ。
特にニッキ(シナモン)と紅茶の飴が大人の味わいに思えて好きだった。これも同じような平べったい缶に、種類別に入って売られていたと思う。
缶入りキャンディは、他にもタータンチェックの缶に入った“ライオネス・コーヒーキャンディ”や“サクマの缶入りドロップ”があった。コーヒーキャンディの缶は、その後私のお気に入りのビーズを入れていたっけ。
缶を開けて食べる楽しみが、子供ごころをくすぐったのだ。大事に一粒ずつ食べたように思う。
前記した‘KALDI’でCHARMSのキャンディを見つけた。(東京ディズニーランドにもあった)懐かしくて思わず買ってしまった。

Yuming VIVA!6×7

2005-05-14 | コンサート・お芝居
「シャングリラⅡ」以来約2年ぶり、久しぶりのユーミン・コンサートに出掛けました。

私のユーミン歴は高一の頃からなので、と~っても長いのです。
ここ数年はアルバムが出れば買っていますが、昔のように「何が何でもコンサートに行かなくっちゃ!」という思いは薄れていました。
今回は、頼んだチケットが手違いで取れずもういいかなと思っていたら、インターネットで先行予約のことを知り応募。そうしたら当選!というチケットです。
ユーミンのコンサートっていったら・・。
「どんな仕掛けがあってびっくりさせてくれるんだろう~!」そんなパフォーマンスショウの強い時代、映像に頼る時代もありました。最初からサーカスとシンクロとユーミンの融合した、シャングリラもありました。
実際の私も、一歩先行くあぁいう趣向のコンサートを、あの時代は期待していたと思います。
今回のコンサートは、ちょっと基本に戻ったような「ホールコンサート」。
私もじっくり“ユーミンと楽曲”を楽しみたい、大掛かりな舞台装置は必要ない、そんなお年頃になり(^_^.)、それにぴったりなステージでした。
「瞳はダイアモンド」のコーラスとのセッション、アンプラグドでの「あの日に帰りたい」、ピアノの弾き語りでの「静かなまぼろし」、最後の「Invisible Strings」。それらは特に、切なくじわじわと響いてきました。もちろん、アンコールのメドレーも有難かったです。
アンプラグドでの一曲目「罪と罰」の紹介の時、「アルバム「紅雀」は評判が悪くて、当時は嫌いなアルバムだった。」とユーミンは話してくれました。
私がはじめて聴いたユーミンのアルバムは、この「紅雀」です。
中学時代、片想いだった人とは違う高校へ。彼はユーミン好きらしい!という情報を友達からGET!さっそく借りた「紅雀」を、赤いラインの入ったSonyのHFカセットにダビングして、擦り切れるほど聴いたのでした。私なりに思い入れのあるアルバム・・・。
ユーミンはこのコンサートを「ノスタルジックでセンチメンタルなステージ」と紹介。そんな空気は、~~曲を聴くとその頃の自分を想い出す~~まさにそれで、むか~し昔の私が重なり合い、フラッシュバックしました!
私は、「あるがまま」が格好良い女性になりたい、と思っています。
最後のMCでユーミンは、自分より一歩先行く、背伸びした在り方でいたい――というようなメッセージをくれました。
だねぇ~、常に前向き前向き!じゃないと格好良い「あるがまま」なんて出来ないもんね。
「Choco-language」の振りはちょっとどうかなぁ~と感じたけれど、いつまでも変わらないユーミン、すばらしい。これからも付いて行きます(^O^)/
パワーをいっぱいもらえた、コンサートでした。

酒のつまみ

2005-05-11 | 食べ物・飲み物
月に数回、「KALDI」((http://www.kaldi.co.jp/)お菓子やお酒、乾物類の輸入品を多く扱ってるみたい))に立ち寄るのだが、ここで探すお菓子がある。
“健康菓集”といって、小袋にひまわりやかぼちゃの種、ナッツ、クコの実などが入っている。お酒のつまみとして、ちょっと口寂しいときにもってこいなのだ。身体にもよさそうだしね。
実はちょっと前、急に姉(夫の)の家に行くことになった。手土産を買う時間もなかったので買いだめしていたこれを、数袋持って行った。酒好き夫婦だし。
その数ヵ月後最訪問したとき、笑ってしまった!
姉の家はシマリスを飼っているのだが、なんとそのリスちゃんの餌になっていた
「バナナはカロリーが高いから私が食べるの。」といって姉の口にポン残りの実は次々リスちゃんへ・・・。 はぁ~そういう考えもあったか、苦笑い!!
餌にするにはちょっと高いんだけどね(笑)


母の日

2005-05-09 | 家族の話
昨日、息子からは栄養ドリンク、娘からはカーネーションをもらいました。
子供からのプレゼントってやっぱりいいもんですね。
こういう時じゃないと息子を抱きしめられないので、おもいっきりハグしました\(^o^)
イヤそ~うに笑ってましたけど・・・。
貯めてるのは知ってますけど、やっぱり彼らのお小遣いが気になります。

レイズン・ウィッチ

2005-05-07 | 食べ物・飲み物
子供の頃の味は色々想い出されるが、「小川軒」http://www.ogawaken.co.jp/のレイズン・ウイッチはそのひとつ。
母が大好きで、たま~に一緒に代官山まで買いに行った。
レイズンはあまり好きではなかったが、このお菓子は別だった。
トッピングのアーモンドの食感も好きだった。
その後風月堂でも似たお菓子が売り出された。
これはこれで美味しいのだが、やっぱり元祖は小川軒!と思う。
先日、銀座のデパートで期間限定販売があり、久しぶりに買うことができた。
ウマウマ
買いに行くのなら、予約しておいた方が確実です。

子供を預けるという事

2005-05-06 | 家族の話
中三の息子はシニアの野球チームに入っている。
どこのチームに入団するかは、当時そんなに考えなかった。というのも、小学校時代に所属していたチームの先輩は、皆そのチームに入っていて、ウチの子もその流れにのった。
子供もそこでやりたいと希望したし、親としても仲良い先輩&学年の友達と一緒に通った方が安心だった。
入部して一年経った頃、練習方法や運営の仕方で、不満を持つ親が次々現れた。息子の学年は粒ぞろいで、レベルが高かった。
親も、少年野球のコーチをしているような面々だった。子供と一緒にグランドに来て、水汲み、草刈・・雑用をこなし練習を見る。 
“やっぱりスポーツの世界は、“チチロー”の存在って大きいんだ”と実感した。
その不満は大きくなって、二年の秋に爆発した。そのいやらしい罵声におびえ、嫌悪する子供達・・・。このままでは子供は潰されると辟易した保護者。去るもの追わずの監督コーチ陣。
一人ずつ辞めていった。エースピッチャー、4番、3番・・・。2ヶ月で9人ほどが去った。
我が家は子供に任せた。子供は迷った。自分も一緒に行こうかと悩んだ。仲良い親友が去っていくのだ。
結局息子は残った。息子の、どんなに怒られ傷ついても、翌日持ち越さない性格がそうさせた。
息子はここでやる、と断言した。このチームが好きだと言った。
確かに愛のないムチと感じる時もあった。しかしこれからの人生、どこへ行ってもそれぐらいの事に耐えられなければだめだろう、と夫は言った。私も同意見だった。
先週、練習試合の応援に行った。息子はちょっとしたミスで交代させられた。
ひいき目なしで、これはないだろうという無常の交代劇だった。
息子が可哀相に思えた。
帰ってきた子供もさすがに落ち込み、「わかんない!」と下を向いた。
中三の大事な時期である。貴重な週末の時間を、この野球チームのこのスタッフに預けていいのだろうか。本当にいいのだろうか・・・。
残りあと数ヶ月である。 
息子よ 今はもう、やっぱり突き進むしかない。
きっと価値ある経験も、いっぱいあったと思うから。無駄ではなかったと思うから。