アラフィフ

折に触れて思うこと、雑多に書き溜めたいと思います。

お年寄りにやさしく

2005-08-12 | 雑感
母と電車に乗るといつも思う。
年寄りにやさしい乗り物機関にはまだまだだって。
足の悪い母は階段を降りるのがつらい。電車に乗るときはエスカレーター・エレベーターを探す。
渋谷駅で電車から降り駅員に尋ねると…。
「向こう側、1番線にありますよ。」という返事。主旨が分かってない。今ここは2番線!隣のホームは関係ないって。
原宿竹下口からの乗降も階段だけ。反対の改札に確かあったので母に薦めると、そこまで歩くのもつらいと言う。確かに端から端、結構歩かねばならない。
手すりがないと階段を上れない母。それを邪魔だとすり抜けようとする若者。怖い!強引過ぎる。
JR山の手線に乗り込む。シルバーシートの前に立った。おばあちゃんがすでにその前のつり革につかまっていた。
前に座っている3人は、Yahoo翻訳のプリント見る10代女子、目をつぶる40代主婦、日経新聞を読む20代サラリーマン。席を譲る気持ちなどさらさらない様子。
腹立たしい! ここはシルバーシートですよ。
若い世代&中年世代の疲れ方とお年寄りの体力はやっぱり違うだろうが・・・。
新宿になって2人が降り、母達は座れた。
新宿からおじいちゃんが乗ってきた。白いビニール袋から「都立大久保病院」の薬袋が見える。病院帰りのおじいちゃん。
10代女子大生風は、最後まで席を譲らなかった。
車内放送などでガンガン言わなきゃダメなのかもしれない、って思った。
家に帰って子ども達に話した。
「年寄りに席を譲ること―――これ当たり前の事! 基本中の基本。」

高齢化社会、もっともっと充実を図る必要性大いにあり。
“郵政民営化”を早く決着つけて、こちらの方に力を注いでほしい。





母と歩いて

2005-08-12 | 家族の話
公式ショップを出て、表参道から原宿へと向かった。母には結構しんどい散歩道に思えたが、週二回水中ウォーキングに通うのも、片道20分歩いているらしい。まぁ行ってみることにした。
ブランド通りになってから初めて歩く母。「ずいぶん変わったねぇ。」を連発。
「ここは天上の高いお店だったね。」「シュ・ウエムラは変わらないねぇ。」確かめながら歩いてる。
歩幅の狭いこと!右足も引き摺っている。ハァハァと荒い息が聞こえる。気は若くても、年老いたなぁ~。
裏原宿を少し入った所でランチし、竹下通りへ。
「MILKはなくなったの?」[COTTON HOUSEで生地を買ったよねぇ。」
私も忘れていたお店の名前が次々と…。私も娘の年の頃、母とこの場所を歩いたことをぼんやり思い出した。
母は孫にベルトとアクセサリーを買っていった。
8月22日 武道館。母はパク・ヨンハのコンサートへ一人で行く。足の悪い母がたどり着けるのか、2階席まで。非常に不安に思えてきた。