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魔法が解けたそのあとで

結婚、出産、育児、介護、お仕事。来た球を打ち返す、毎日のつれづれをつづりました。

失ったもの。

2009-03-14 13:18:45 | ママになれるかな編
夫と出会って10年。

その間、何があっても、何をされても変わらなかった「好き」という気持ち。

それがある日、まったく無くなってしまった。

一日、わたしは混乱し、泣いていました。
そして夫にメールを送りました。
「ずっと根本にあったことを言います。
 あなたとあなたの両親は、結婚してくれるなら誰でも良かったのではないですか?
 結婚したいから、昔関係があった人に当たってみて、それでわたしが来たのではないですか?違うと言えますか?
 
 3回もお別れして、破談にもなりかけて、結婚してからも嘘をつかれ、それでも人は盲目的に信頼し愛せると思いますか?
 あなたが求める、自分を許し、愛してくれる女は、最初にあなたをただただ好きだった昔のわたしでした。
 でも愛すること、信じること、自分を大事にすること、すべて粉々になった。それを長い時間をかけて集め、修復していくことを支えてくれたのは、家族や友人たち、そしてわたしを愛してくれた人たちでした。
 あなたに会わなかった年月、わたしは必死になって生きてきました。
 
 この一年、あなたへの信頼を築く接着剤となったのは、尽きることのないあなたへの見返りのない愛情と、あなたの優しい心遣いと夫婦としての生活でした。
 それでやっと一年が過ぎ、子供も授かった。
 わたしがあなたを愛する努力をせずにきたと思いますか?
 まっさらな気持ちで、あなただけを単純に愛せてきたと思いますか?
 
 いさかいがあるたびに、いつも心の底で思っていました。
 昨日、何があったか訳ではないけど、もう何も感じなくなりました。
 わたしは、あなたにされたことを許せないのかもしれない。

 結婚したら・・・子供が生まれたら・・・きっとなくなるだろう、と思って言わなかったけど、心の底にある思いは消えないまま、何かあるたびに浮かび上がり、築いたものを壊す。
 これがわたしの気持ちです。」

 それに対しての返信は

「ぼくはきっと病気なんだね。
 たくさん傷つけてごめん。ぼくはダメな人間だね。
 すべて中途半端なのかな?メールありがとう」
というものでした。

夫の顔も見たくなくなってしまった日、夜、ご飯は作りませんでした。

夫は帰宅して、自分でインスタントラーメンを作って食べてました。
わたしにもおにぎりを買ってきてくれてました。
そして、夫はこたつで寝ていました。

次の日の朝、夫はいつもより一時間ほど早く起き、もう出勤できる支度を済ませて、わたしが寝ている寝室に来て言いました。

「それで、ご飯も作らず、何もしないで、これからどうするつもりなの?」

言った言葉がこれでした

わ~お。
家事やらないなら、どうするの?
ってこと?

全然分かってないし、応えてくれない。
この人と、一緒にいる意味はあるんだろうか・・・。

そう思いました。
目の前が暗くなっていくような気がしました。



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