魔法が解けたそのあとで

結婚、出産、育児、介護、お仕事。来た球を打ち返す、毎日のつれづれをつづりました。

新しいステージ

2009-05-03 15:18:18 | ママになれるかな編
ずっと更新していず、誠に申し訳ありません
季節はもう春から初夏にうつってしまい・・・
いろいろあった妊娠生活も、もう終わりに近づきました。

実は予定日が間近に迫っているのですが、妊娠中毒症になりかけていて、ついに明日から入院、となってしまいました
高齢出産、恐るべし・・・です。
蛋白が出たな~と思っていたら、通常上が100、下が60くらいの血圧が、130-80を越えてきて、おおと思っていたら
「明日から入院ね
みたいな感じで・・・。

ここのところ
「子どもが産まれたら何も出来ない
という焦りから、いろいろやりたいことを詰め込みすぎて動きすぎたのでしょう・・・。
臨月だっつーのに換気扇の掃除してみたり・・・普通、里帰りしてのんびりして「太っちゃった~」なんて言ってる時期なんですが、わたしは里帰りしないもんで、普通に家事して夫の世話して、赤ちゃんのスタイとか手縫いで作ったり(ミシンないもんで)根をつめてたんですね
まさか妊娠中毒症になりかけてるとも知らず・・・。

減塩の食事をしたり気をつけたんですが、また蛋白が出てしまい、まああと少しで予定日なので、経過をみながら・・・という感じの入院になったのでしょう。

夫は、ふたりの生活がそろそろ終わりということが寂しいらしく、しきりに甘えてきていたのですが、わたしの方はお腹は重いは好きなものは食べられないわ、しんどいわであまり気にしてなかったんです。
「もう少し2人でいたいなあ・・・」
なんて可愛いことを言っている夫。
しかしもう父になってもらわなくてはいけません。

でもさすがに今日、入院を言い渡され、今日で最後、と思うと帰り道泣けてきました
まだやりたいことがあったような気がする・・・。
夫との時間をもっと大切にすればよかった・・・。

そんな気持ちが湧きあがってきました。
もっと食事に気をつけていればよかった・・・。
自然分娩できるかな・・・。
陣痛促進剤を使うのかな・・・。
最悪、帝王切開になっちゃったらどうしよう・・・。

ぐるぐる、後悔が回りますが、もうどうしようもありません。

夫は赤ちゃんを迎える準備にとても協力的でした。
お風呂掃除や洗濯など、休みの日にやってくれて、ベビーベッドも組み立て、部屋を整え、足りないものを買出しに行ってくれました。
ここまで協力的にしてくれるとは、正直思ってなかったです

わたしたちは晩婚なので、双方の両親も若くなく、わたしの実家も遠方なので基本、自分たちでやらないといけない、と覚悟しています。
地方であるわたしたちの住む場所は、実家が近くても里帰りし、産んだあともなにくれとなくお嫁さんの実家に世話になるか、もしくは夫の実家と同居・または近くに住み両親に助けてもらい、夫はあまり家事・育児に協力しないという土地柄です
そんななかでわたしのケースは珍しいと思います。
なので夫には「ふたりで育てると思ってほしい」とよくよく言ってあります。
ふたりの子どもで、近い将来、両親に頼るどころか介護が待ってる、それが遅く結婚したわたしたちの場合だから、と。

彼の良いところは直す余地があるところだと思います。
話せば分かってくれるところが多い。
柔軟性があるところ、基本、素直な人です。

今日まで、大きいお腹を触り、話しかけ、病院に何回も付いてきてもらい、エコー映像を見て成長を見守ってきました。
むくんでお化粧もしていないわたしを「お前、かわいいなあ」と言ってくれ、一緒にお風呂に入り、背中を流し合い、いろいろなことを話しながらベッドに入り、寝顔を見ながら眠りました。
そんな穏やかな日々は今日で終わりです。

子どものことで諍いになることもあるかもしれない。
ふたりだけのことだけを考えていれば良い時期は終わり、今度は「父」「母」としての役割がはいってくるのです。

わたしたちは次のステージに進みます。
どんな日々が待っているでしょう?
子どもが無事に生まれること、それがまず第一の、何よりの願いです。

今までもなかなか更新が遅いブログでしたが、これからちょっと難しくなるかもしれません
でも続きもきっと書いていきたいと思っています。
読んで下さっている方、本当にありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします
コメント
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