彼がうちに来た三連休。
甘い三日間だった
わたしが作ったご飯を、彼は「美味しいね」と何度も言って食べてくれた。おかわりもしてくれて、全部食べてくれた。本当にありがとうね、と食事が終わったら彼が言ってくれました。
一日目の夕飯は和食。
次の日は昼に起きてしまった。ブランチは洋食。
そしてベッドを買いに行った。寝心地をふたりで試して、ふたりで選んだ。
結構高いものですね~彼が買ってくれました。
彼の車に乗ったのは久しぶり。
そして思った。
「もうこの助手席はずっとわたしが座っていいんだ」
そう思うと、本当にじーんと嬉しかった涙がちょっと出た。
「ここはずっとわたしの場所?」そう聞くと彼は
「そうだよ。リツコ、ずっと座ってくれ」と握った手にキスしてくれた。
ふたりで観覧車に乗った。
こんな日が来るなんてね、と言い合った。
次の日は彼が帰る日。
あっという間だった。
たくさん話をした。
本当に、尽きることがない。
たくさん写真をくれた。
その日も昼に起きてしまった。
遅い朝食を作ってふと思った。
おにぎり、握って持たせよう。
彼はロング・ドライブが待っている。
鮭を焼いて、梅のおにぎりと三つ。
「今おにぎり握ってるから、ちょっと待ってね。」と言うと、彼はおにぎりを見て嬉しそうに笑って抱きしめてくれた。
「本当にありがとうね。リツコに会えて、俺を許してくれたこと、感謝している」
帰る時間になって、とても寂しい気持ちになった
今まで、どんな人が帰る時でも、ドアを閉めたとたんホッとしていたわたしだった。
それはずっと昔、彼が帰った時もだった。
でも今は違う。
彼が帰るのがさびしい。ずっと一緒にいたい。そう思う。
「本当に、リツコと会えたことに感謝してる。会えて良かった。結婚してなくて、よかった」
本当だ。
だってわたしはもう誰かと付き合おうと思って、来年には結婚しようと思っていて、次の日、付き合うことをOKしようと思っていたのだから。
ふたりとも離れられなかった。
慰めてくれた。
次に会えるのは二週間後。つらい。
「早く一緒にいられるように頑張ろう。本当にありがとうね。」
そう言って、彼は帰って行った。
他の誰にも、帰る時の食事の心配なんてしたことがなかった。
おにぎりを握って持たせようなんて、考えもしなかった。
だけど彼には、自然とそう思うのだ。
眠っている時も、狭いベッドに彼は自分が落ちそうになりながら、わたしがきつくないように寝ている。
車のなかで眠ってしまったわたしに、ブランケットをかけて、近くまで来たらそっと起こしてくれる。
「寝ている顔を見ていると、本当に可愛いなあ、と思ってさ。
だって車の中で寝てしまうなんて、本当に安心していないと女の子なんて絶対寝れないじゃない。信じてくれてるんだなって思った。」
本当に彼は優しく、ちゃんとわたしを見てくれる。
話も聞いてくれる。目の前の彼は、ちゃんとわたしに向き合ってくれる。
「もうリツコだけいればいい。ほかにはなにもいらないんだ、俺は」
「ずっと一緒にいてくれ」
「これからの人生、たくさん泣かせた分、リツコにずっと笑っていてほしいんだ。そのためだったら何でもする」
差し出される手に、めまいさえ感じる。
こんなセリフが自分に向けられることが、人生のなかであるとは思ってもみなかった。しかもこの人から。
わたしたちはこの三日間で、何回「ありがとう」と言っておたがいに、この運命に、そして神様と言うものがいるならそういう存在に感謝しただろう。
本当に、自然に感謝の気持ちがわきあがってくる。
こんな気持ちになることが、自分の人生のなかにあるのだ。
信じられない気持だ。
わたしは今、ほんとうに、生きてきた中で一番幸せだ。
彼に出会えたこと、運命に感謝している。
甘い三日間だった
わたしが作ったご飯を、彼は「美味しいね」と何度も言って食べてくれた。おかわりもしてくれて、全部食べてくれた。本当にありがとうね、と食事が終わったら彼が言ってくれました。
一日目の夕飯は和食。
次の日は昼に起きてしまった。ブランチは洋食。
そしてベッドを買いに行った。寝心地をふたりで試して、ふたりで選んだ。
結構高いものですね~彼が買ってくれました。
彼の車に乗ったのは久しぶり。
そして思った。
「もうこの助手席はずっとわたしが座っていいんだ」
そう思うと、本当にじーんと嬉しかった涙がちょっと出た。
「ここはずっとわたしの場所?」そう聞くと彼は
「そうだよ。リツコ、ずっと座ってくれ」と握った手にキスしてくれた。
ふたりで観覧車に乗った。
こんな日が来るなんてね、と言い合った。
次の日は彼が帰る日。
あっという間だった。
たくさん話をした。
本当に、尽きることがない。
たくさん写真をくれた。
その日も昼に起きてしまった。
遅い朝食を作ってふと思った。
おにぎり、握って持たせよう。
彼はロング・ドライブが待っている。
鮭を焼いて、梅のおにぎりと三つ。
「今おにぎり握ってるから、ちょっと待ってね。」と言うと、彼はおにぎりを見て嬉しそうに笑って抱きしめてくれた。
「本当にありがとうね。リツコに会えて、俺を許してくれたこと、感謝している」
帰る時間になって、とても寂しい気持ちになった
今まで、どんな人が帰る時でも、ドアを閉めたとたんホッとしていたわたしだった。
それはずっと昔、彼が帰った時もだった。
でも今は違う。
彼が帰るのがさびしい。ずっと一緒にいたい。そう思う。
「本当に、リツコと会えたことに感謝してる。会えて良かった。結婚してなくて、よかった」
本当だ。
だってわたしはもう誰かと付き合おうと思って、来年には結婚しようと思っていて、次の日、付き合うことをOKしようと思っていたのだから。
ふたりとも離れられなかった。
慰めてくれた。
次に会えるのは二週間後。つらい。
「早く一緒にいられるように頑張ろう。本当にありがとうね。」
そう言って、彼は帰って行った。
他の誰にも、帰る時の食事の心配なんてしたことがなかった。
おにぎりを握って持たせようなんて、考えもしなかった。
だけど彼には、自然とそう思うのだ。
眠っている時も、狭いベッドに彼は自分が落ちそうになりながら、わたしがきつくないように寝ている。
車のなかで眠ってしまったわたしに、ブランケットをかけて、近くまで来たらそっと起こしてくれる。
「寝ている顔を見ていると、本当に可愛いなあ、と思ってさ。
だって車の中で寝てしまうなんて、本当に安心していないと女の子なんて絶対寝れないじゃない。信じてくれてるんだなって思った。」
本当に彼は優しく、ちゃんとわたしを見てくれる。
話も聞いてくれる。目の前の彼は、ちゃんとわたしに向き合ってくれる。
「もうリツコだけいればいい。ほかにはなにもいらないんだ、俺は」
「ずっと一緒にいてくれ」
「これからの人生、たくさん泣かせた分、リツコにずっと笑っていてほしいんだ。そのためだったら何でもする」
差し出される手に、めまいさえ感じる。
こんなセリフが自分に向けられることが、人生のなかであるとは思ってもみなかった。しかもこの人から。
わたしたちはこの三日間で、何回「ありがとう」と言っておたがいに、この運命に、そして神様と言うものがいるならそういう存在に感謝しただろう。
本当に、自然に感謝の気持ちがわきあがってくる。
こんな気持ちになることが、自分の人生のなかにあるのだ。
信じられない気持だ。
わたしは今、ほんとうに、生きてきた中で一番幸せだ。
彼に出会えたこと、運命に感謝している。
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